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四柱推命 星のしおり〜偏印・破壊と創造のひと〜

本当の自分に必要のないもので積み上げたものは崩れ、後には本質のみが残る。
そして、それらを拾い集め、本当の自分の人生を創造していくひと、
それが偏印の星の持ち主だ。


なぜ、わたしがここで、偏印を、『破壊と創造の星』と表現するのか。
そこには二つの理由がある。

一つ目の理由は、偏印が『持って生まれた才能』を司る星だから。
そして、そこにはあくまでも、自分の中に隠された、潜んでいる才能なため、目に見えて表面に現れにくいという性質がある。
その才能は、何らかの刺激を受けて、浮上してくるイメージなのだ。
この、何らかの刺激が、破壊を促し、そこで発見した才能を元に、本当の自分の世界を創造していくからだ。


二つ目の理由は、偏印には、『目に見えないものに価値を置く』という性質があるからだ。
風と時代と言われる、情報化社会は目に見えない電波を飛ばすITの世界が経済をまわし、人々の生活の基盤を作っている。
大量の無形の情報やITの世界は、まさに偏印の象徴だ。
封建的な権力や、支配、序列、安定、堅実、といったこれまでの枠組みを取り壊して、軽やかに、流動的に社会を創造していく。
偏印には、そんなエネルギーがある。


偏印の星を持つあなたは、『知ること』に喜びを感じるはず。
自分が知らなかった世界、まだ多くのひとには知られていない世界、その世界を知り、感じることに、わくわくする。
それが、偏印の人の破壊を促し、創造へと導く、起爆剤や原動力となる。


0から創り上げるための想像力、アイデアがあなたの強み。
だから、周りと比較せず、自分の内から湧いてきたアイデアや感性を仕舞い込まないでほしい。
あなたのユニークさは、世界の宝物だから。

さあ、そろそろエネルギーを解放して、本当の自分の世界を創造してみよう。


晴海たお





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