晴海たお Haruumi Tao

⭐️四柱推命鑑定師 ⭐️タロティスト ⭐️詩人  〜自分と向き合う Journey〜 命式は…

晴海たお Haruumi Tao

⭐️四柱推命鑑定師 ⭐️タロティスト ⭐️詩人  〜自分と向き合う Journey〜 命式は本当の自分を思い出す人生の地図。 一人一人が生まれる時に決めてきた大切な命式=『純度100%の自分』をハートフルなエネルギーで読み解きます。鑑定のご依頼はnoteの自己紹介より。

マガジン

  • 【詩】みつばちのひとりごと

    自分が選んだ花のみつを集める、みつばちのように、わたしも自分が選んだ言葉たちを『詩』にする。 どこかの誰かの心に、ぷすっと優しく刺さる。 そこに、ほんの少し、光を。 そんな言葉を並べていきたい。

  • 【四柱推命】

    四柱推命鑑定師として、四柱推命のあれこれのお話をまとめたマガジンです。

  • 女神のエレベーター

    今、を生きる私たち。 生きやすいようで、選択肢が多いからこその怖れも感じずにはいられないこともある。 偉そうなことは言えないが、同じような気持ちを感じながら、毎日を自分が思っている以上に頑張っている女性と同じエレベーターに乗っているつもりで集めたコラムを集めたマガジン。 美味しいお茶を自分のために入れて、ほっと一息つきながら読んでもらえてら、わたしは嬉しい。 美しいあなたの心に届きますように。。。 晴海たお

  • チャクラのお話し

    7つのチャクラのお話。

  • わたしの自由な詩

    わたしの内から溢れ出る、言葉を、自由に詩として綴っています。

最近の記事

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【自己紹介】 四柱推命鑑定師 晴海たお

はじめまして、晴海たお(はるうみ たお)です。 私は、四柱推命鑑定師で、タロットを愛するタロティストです。 四柱推命は、その人が生まれた瞬間の時空間を読み解く学問で、算命学を元に膨大なデータを集計した上に成り立つ統計学だ。そのため、時代と共にデータが増えるので、新たな解釈にリニューアルされることもある。 四柱推命の命式は、その人が生まれる時に決めてきた人生の地図。 みんな、持ち駒である数種類の星を自分でオリジナルブレンドして作った自分の地図を握りしめて生まれてくる。そ

    • 【短編小説】 藍を演じる④

      五、清廉潔白 屋敷に通い始めて数ヶ月した頃、わたしは今まで通されたことのない屋敷の敷地内にある母家とは別の離れに呼ばれた。その離れは日当たりはいいが、足を踏み入れた瞬間どこか重苦しい空気が漂っていた。 「話すかどうか迷ったが、わたしはお前を信用している。そしてお前の占術は的確だ。だから今日、ここに呼んだのだ。」 主人は恰幅が良く、仕立てのいい漢服がよく似合う、声の大きい豪快な人物だったがこの日の主人はひと回り小さく見えた。 「奥で休んでいるのは、わたしの大切な一人息子だ。実

      • 【四柱推命】 食神のマントラ

        『楽しい!美味しい!気持ちいい!』 これが命式の中に『食神』がある人へ送るマントラだ。 通称、『五歳児の星』とも言われる食神は、感じる感度が高い。 同じ遊星の『傷官』が美的センスや感情面での感度が高いという特性との違いは、 食神が『五感』に対する体感覚の感度が高いということ。 音楽を聴く、手を使って何かを創造する、ダンスをする、美味しいものを食べる、気持ちいい・心地いいと感じることやそういった環境に身を置くこと。。。 体を通して感じることで自分を満たして、本来の自分の姿で

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        【自己紹介】 四柱推命鑑定師 晴海たお

        マガジン

        • 【詩】みつばちのひとりごと
          32本
        • 【四柱推命】
          2本
        • 女神のエレベーター
          50本
        • チャクラのお話し
          3本
        • わたしの自由な詩
          11本
        • 四柱推命【星のしおり〜通変星・蔵干通変星〜】
          10本

        記事

          【短編小説】 藍を演じる③

          三、独り立ち 師の父上が亡くなって十年が経ち、わたしも二十歳になっていた。 わたしと師は、師の父上の月命日に墓参りをすることにしている。その日は、秋の空が高く、青く、羊雲が大空で群れをなしていた。 墓参りの帰り道、歩きながら師が話を切り出した。 「お前もそろそろ、占い師として独り立ちしてもいいころだと思うのだがどうだ。」 「わたしが独り立ちですか?それにはまだまだ学びが足りません。」 師の突然の提案にわたしは動揺した。 「父がよく言っていた、お前にはわたしにはない鋭い直感力

          【短編小説】 藍を演じる③

          【短編小説】 藍を演じる②

          ニ、庚の女 アラフォーのわたしは、しばらく、恋愛というものに縁がなかった。 いわゆる婚活イベントというものが流行っていた時期に、そもそも恋愛が苦手なわたしは、メンタルがついていかず、早々に脱落した。 お見合いもしてみた。大して気が合うわけでもないままなんとなくの流れで婚約のようなところまで流れ着いたとき、相手には失礼だがわたしは虚無感に襲われ逃げ出した。 三十を過ぎて年齢のことで男性に皮肉を言われたり、自分が気にしていたからか、年齢を理由に断られることが続いてなんだか自分に

          【短編小説】 藍を演じる②

          【短編小説】 藍を演じる①

          一、庚の男 藍色がわたしを責め立てる。 『お前は弟子で、おまえは男だ。師は師で、師は男だ。』 この言葉を何度も繰り返し自分に言い聞かせてきた。 師は、藍色を好んで着る。 わたしは、藍色を纏う師の背中を見ながら占術を学んだ。そして、占い師としての尊敬だけではない、自分では認めたくない特別な感情をもって見つめていた。 だから清廉潔白を示すとされる藍色がわたしは憎らしかった。その藍色がわたしと師を隔てる結界になっているように感じたからだ。 師はいつも、わたしとの間見えない一線を

          【短編小説】 藍を演じる①

          『わたし』

          アイシテルは『I』してる 『わたし』でいることで『わたし』を愛せる 『わたし』でいることで『だれか』も愛せる 『わたし』と『わたし』がつながって 『わたし』と『あなた』の目が合って またひとつ星がふえた 晴海たお

          【詩】わたしと修羅

          すぐに忘れてしまうのです ここにあるこころを それを届けてくれるのは しくしくと泣いている小さなわたし きょろきょろとよそ見をしていたら転んでしまうのよ わたしのなかにいる修羅は わたしを守ってくれている いつも見落としてしまうのです 氷の中にできる小さな虹を それを教えてくれるのは ぷつぷつとつぶれていく透明のつぶつぶ ふつふつと湧いてくる怒りの目では見つけることができないの わたしのなかにいる修羅は わたしに教えてくれている ほんとうは知っているのです 悲しみや怒りは

          【詩】わたしと修羅

          【詩】 つぶとつぶ 

          つぶとつぶ  つぶとつぶ つぶとつぶが手をつなぎ この世界を創ったよ お星さま きれいだな 小鳥さん かわいいな 輝けなくても 飛べなくても みんながほんとに欲しいのは 感じる 生きてる こころだよ ぼくの選んだつぶつぶと きみの選んだつぶつぶは ちがっているけど つながった つぶとつぶ つぶとつぶ つぶとつぶが見つめ合い わたし達が生まれたよ お花さん きれいだね みつばちに ありがとう   花畑でも 悩みはあるよ みんながほんとに欲しいのは 感じる 生きてる 

          【詩】 つぶとつぶ 

          【詩】 鈍色と目 

          春がそっぽを向いていて とても長い冬だった 心の風邪をこじらせて 母の心はかたまった 薬も言葉もきかなくて かける言葉を失った 匙を投げては拾いあげ 一人相撲の長い冬 どこも見てない遠い目に わたしを見てとつぶやいた 毎日毎日少しずつ わたし達は歳をとる あと何回会えるかな 数えながら手を握る 鈍色の日々に母が言う 生まれてくれてありがとう どこも見てない遠い目で わたしだけを見て言った 産んでくれてありがとう 母の心にささやいた 秋をも溶かす夏が過ぎ 去年と違う冬が来た

          【詩】 鈍色と目 

          【詩】 半分の月

          半分こにされた月がわたしを見て言う 「ねえねえ、わたしの半分を知らない?」 わたしは半分こにされた月に言った 「見えていないだけであなたはまん丸だ」 半分こにされた月は悲しそうに言う 「みんなそう言うけど、わたしにはそう思えないの」 わたしは半分この月の気持ちがわかるからなにも言えなかった 半分こにされた月はぽつりと言った 「あなたも半分この気持ちがわかるの?」 わたしは半分こにされた月に言った 「わたしもずっと、自分のもう半分を探してる」 半分こにされた月は笑っ

          【詩】 半分の月

          わたし達は、常に旬。

          『今』がミルフューユのように重なっていて、 あなたの、わたしの、誰かの世界が点在している。 だから、『いくつだから』とか『わたしなんて』とか そうやって自分の世界を小さくしてしまわないで。 季節ごとに食べ物に『旬』があるように わたし達にも『旬』があるかもしれない。 それは、世の中の多くがそう思い込んでいた適齢期のようなものだと わたしも思い込んでいた。 でも、待てよ、と。 『旬』は自分で創れるんじゃないか? 40代に突入して、歳を重ねるということを実感し始めている今日この

          わたし達は、常に旬。

          【詩】 かけら

          覚えてはいないんだけど たしかにわたしが選んだ お気に入りを集めた一枚の絵 そこにはわたしの選んだすべてが描かれていた だけど、この世界に生まれ落ちた瞬間に その絵は粉々に飛び散ってしまった 悲しくなって泣き叫ぶ 眩しくて目をつむる ある日その絵のかけらを見つけた どこかで見覚えのあるかけら ある人がその絵のかけらをくれた ずっと探していたかけら わたし達はすぐに忘れてしまうから 形に残しておきたがる わたし達は臆病だから 感じることを避けたがる それってほんと? そ