見出し画像

【四柱推命】 占いのかたち

しばらく、四柱推命の記事が書けないでいた。
スランプというにはおこがましいけれど、家族のことや日々のタスクに追われ、落ち着いて文字を打つ心の余裕をなくしていた。
そして、鑑定に対してなにかもやもやとすっきりしない感情が湧いてきていて活動も止まっていた。


四柱推命は、中国3000年の歴史のなかで磨かれてきた統計学で、いわば学問でもある。読み解き方は流派によって様々で複雑だ。
そんな四柱推命を初めて学び始めて10年近くたとうとしている。
そして本業のアパレルの仕事をしながら、細々と鑑定師の活動を始めて3年目。


命式を正確に読み取って、そしてそれを少し遊び心を持ってわかりやすいようにお伝えしていく。
鑑定を通してその方が自分の内側に触れることができるその尊い時間がわたしは大好きなのに、鑑定に対して足がすくんでしまっていた。


そんなとき、縁あって、とある方のセッションを受ける機会があって、その方にこう言われた。

『あなたのしていることは、四柱推命という占術だけど、それが切り口なだけで
あなたのしていることは占いじゃないよね?
人を癒す、唯一無二になるんだよ。唯一無二には、ライバルがいないんだよ。』

以前にも違う方に似たようなことを言われた。
『紙ばかり見ないで、あなたの体感覚をもっと信じなさい。』と。


周囲には、命式を的確に読み取る優秀な鑑定師がたくさんいる。
わたしも、そうあらねばならないと思い込んでいた。

今日の暦の干支は、『庚申(かのえさる)』。
わたしの日中の干支。
わたし自身のエネルギーと調和して、それが広がっていく日。


わたしがこれからやっていきたいことは、
鑑定を切り口に、その方が自分の深い本当の場所につながる時間を作ること。
なんだか自分が愛おしいな、とほっとしてもらうことがわたしの望みだ。
そしてその方の人生のお守りになるような言葉をお伝えすること。

それがわたしの占いのかたちだ。


晴海 たお



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?