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ストレス発散は時間とお金のムダ

小1の娘が
「手芸をしてみたい」と言ってきた。

今、夢中になっている本の登場人物が
中学校の手芸クラブに入っているとか。

私も、小4で初めて入ったクラブは手芸部。
「ママもだよ~」と懐かしみながら
きのう一緒にする約束をしていた。

ママは忙しいから
先に予定をおさえておこう!
と娘は学習したのか

2日前に約束し、カレンダーに
「しゅげい」と書いていた。


「ママ、忘れんぼだから言ってね」
と、娘に言いつつも
これでは忘れるわけにはいかない。


娘が楽しみにしていた昨日。

仕事が終わるのが遅くなり、
今から手芸をしていたら
夕飯準備が遅くなる!!


どうしよう…?


こんな状況の時、
いつもなら延期してもらっていた。

でも、先に約束を取り付け、
カレンダーにまで書いて
ウキウキして待っていた娘。


娘の楽しみにしている気持ち
大切にしたい。娘が大好きだから。


だから、夕飯を
手作りのから揚げから
レンジでチンするから揚げに
変更してもいい?と聞いてみる。


もちろん、子どもたちは
好きな食べ物ならOKに決まってる。


これを聞いたのはきっと
私が『楽をする私』を許すため、
なんだと思う。


私がストレスに感じるのは
料理をすること、というより
料理のために時間を費やすこと。

苦手なだけに段取りが悪いから
「15分でササっと2品」なんて
レシピをマネしても無理。

なのに、楽をする自分にも
どこか罪悪感を感じている。

料理をすることも
そこに時間を使うことも
楽することに罪悪感を感じるのも

全て、ストレスになってしまう。



娘と手芸を楽しむ代わりに
なにかを手放さなければ
夕食の時間が押してしまう。

すると、なし崩し的に
入浴も、子どもの就寝も遅れる。

子どもたちの就寝が遅くなると
彼らの健康面も心配だけど
私の夜のくつろぎ時間が減る。


このストレスも感じたくないから
私が『楽をする私』を許すことを
選んだのだと思う。



ストレスは
溜まってから発散するもの、
という方が一般的かもしれない。


だけど、
ストレスを感じている時間ほど
無駄な時間は無いと思う。

発散するための時間もお金も、
少ないに越したことはない。

何より、
ストレス→発散→ストレス→…では、
感情の振れ幅が大きくて、疲れる。


だったら、
溜まってから発散するより
溜まらないように予防する方が
よっぽど健全じゃないだろうか。


掃除機をかけるのがストレスだから
ロボットにお任せしよう。

洗濯物を干すことがストレスなら
乾燥機に任せよう。

野菜を切るのがストレスだから
カット野菜を買ってこよう。

アイロンがけがストレスなら
ノーアイロンで着られる服を買おう。

探し物をするのがストレスだから
家の中のモノを減らそう。


世の中には
ストレスを予防するための
アイテムやサービスがたくさんある。

それくらい、みんなストレスなんだ。

私だけが変!ってわけじゃない。


子どもの相手がストレスだから
動画でも見せとこ、は
私は極力したくないから


家事や仕事でのストレスを減らし、
結果的に心身ともにゆとりを持ち
子どもたちとの時間を楽しもう。


それが、私の理想の
『暮らしに余白』がある状態。

『心が豊かでいられる』状態。


そのために
ストレスは『発散より予防』を
意識して暮らそう。


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