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琴線に触れたnote集

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何度でも読みたくなる。 出会えたことに心から感謝したい、素敵なnote集。
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#雑記

人が紡いだ歌詞に、自分の感情が映っている

……と、お昼にツイートしようとした。下書きに入れたまま仕事をしていたら思考が140字を超え…

翠 はるか
5か月前
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僕がヒトであるために

修業時代、仕事場にはパワハラモラハラその他もろもろ多種多彩なハラハラが満ちあふれていた。…

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親に「借り」なんてなかった

親に、まだ「借り」が返せていないと思っていた。 母は専業主婦で、私たちが起きる前に起きて…

RUMI
3年前
83

果報は悩んで待て #ハッピーになるかもしれない朝エッセイ

この春、長男が大学に入学したから、次は学年が年子の下の娘が受験生。 娘が希望するのは、ち…

RUMI
3年前
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お受験狂想曲 完結編

我が家に待望の息子が生まれたのは、2002年の春。 臨月になったころ、妊婦検診で「お腹の…

RUMI
3年前
309

お年寄りを保護した話

先日、110番通報をした。 その日、少し時間があったので、ウォーキングに出かけた。 自宅…

RUMI
4年前
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相性100パーセントというお守り

「飲むよ、飲むよ!」 泡と琥珀色のビールを割合をきっちり3:7に注ぎきって、満足げな顔で夫がこちらを向いた。 「え、もう先に飲んじゃったよ……」 口についた泡を手の甲で拭って、返事する。 だって、待てないんだもん。 「はぁ?! もう!」 一瞬、ふてくされた顔をした夫が、ビールをグイっとあおる。 私も2口目を飲む。 「はー! 最高!」 半分空いたコップをドンと同時にテーブルに置いた。 校舎の4階の窓から、校庭を歩く人影を見つけた。 彼の名字を大声で呼んだ。 自分の名を呼ばれて

いつもそこにあるお月見だんごと月

仕事を終えてオフィスを出るといつも空を見上げる。 今夜は、いつもより明るい。 東の空に丸く…

RUMI
4年前
83

鎌倉以上、江ノ島未満

 女っけがまるでなかった無彩色かつ鬱々たる大学生活において、知り合いと呼べる異性はキャン…

世の中の間違いさがし

「あ、間違いさがしあるよ。昔、得意だったよね」 先日、朝食の食卓で新聞を広げていたら、「…

RUMI
4年前
64

書くことで僕らは繋がる

この記事が、ピロリ日記、ピロリのつぶやきを合わせてちょうど200記事目になります。(間違って…

ピロリ
4年前
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半径5キロ圏内のお店に感謝を

私の街の緊急事態宣言が解除された。 子供たちも、来週末から学校が再開されることになった。 …

RUMI
4年前
76

哀しい匂いがする世界を、ちゃんと覚えておこう

世界がひっくり返って、まだ仰向けの状態でバタバタしている。 本来なら非日常の旅に飛び立つG…

ありのす
4年前
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僕が立っている場所。放射状に伸びる足跡。何度もここに戻ってきた。転んで、転がって、擦りむいて、唇を切って、血を流して。もうだめだと思ったら、此処に戻ってくる。ふらつき肩をぶつけた壁に、矢印のような血が付いている。嫌だ。もう嫌だ。そう思う。どれだけ苦しくても、泣いても、登ってくる陽はいつも同じ顔。夜という闇に守られて震えていても、傷を抑えて屈んでいても、朝は来る。朝が迫ってくる。 陽は毎日、僕から闇を引き剥がす。包んでくれていた、暖かい、闇。ああ、また歩かなくちゃならない。白