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琴線に触れたnote集

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何度でも読みたくなる。 出会えたことに心から感謝したい、素敵なnote集。
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2020年5月の記事一覧

noteのつづけかた

インディーズバンドが好きだ。 けれどたまに、「古参ぶっている」だの、「みんなが知らないバ…

きゆか
4年前
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祈火

心に穴が空いた感覚がずっとある。 ーーー その部屋は川沿いにあった。 木造2階建てのそれは…

い〜の
4年前
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せつなさを胸に吸い込むほど匂い立つ、ヨルシカの夏

誰もが持っているどこかの夏に、連れて行ってくれる歌がある。 小麦色の肌で入道雲に追いつこ…

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私はおはぎに帰っていく

母と私の間には、とっておきのお楽しみがあった。 私は大阪市東住吉区で生まれ育った。近鉄南…

harco
4年前
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夫のこと好きな理由。

夫のことが好きだ。困ってる人に貸したい。 もし夫が万が一浮気をしたとしても、浮気相手を憎…

路傍の石

荒波に揉まれ、ゆっくりと宙に舞い、きりもみする。 ポール・ギャリコの「雪のひとひら」みた…

リモートワークをほんとにほんとに定着させて欲しい、という話

緊急事態宣言が解除された。第二波が来る可能性はあるけれど、ひとまず「もとの生活」に戻っていくらしい。企業の中にも、リモートワークをやめて通常のオフィス出勤スタイルに戻していくところがまあまああるようで、ツイッターなどでも「出勤嫌だなぁ」「満員電車乗りたくない」という声が聞こえてくる。 ここまでみんなが意識を集中させて「リモートワーク」について考えている時間もそうないだろうから、せっかくだから書くことにした。 リモートワーク、続けて欲しい。 ほんとにほんとに、定着させて欲し

Marble

今、「ライターの価値を上げる」という記事をぼんやり書いている。 僕の中では「ポエムの言葉…

掌編「カッシアリタ」 リタ

 尿漏れシート、敷かないとなあ。  汗ばんだユニクロのTシャツを脱いでいると、リタがけだる…

書くことで僕らは繋がる

この記事が、ピロリ日記、ピロリのつぶやきを合わせてちょうど200記事目になります。(間違って…

ピロリ
4年前
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noteの中の『さすらい駅わすれもの室』

忘れられるようなささやかな出来事を書き留めるわたしがnoteを始めるきっかけをくれた西田梓さ…

【詩作品】幼なじみ

青空が輝いている 曇りのない君のように 空を飛ぶ鳥の歌声が 僕を「出来る」って気にさせる …

あずき
4年前
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みんなこのことを忘れるのだろうか

戻って来にくいよろこびのこと「このあと、どういう世の中になると思いますか」と聞かれる機会…

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「この子は大丈夫だから」と言いたくなくて、わたしはフリースクールを作りました

「この子は、大丈夫だから」 そう言われる子がいます。いわゆる「優等生」で、目立たずに穏やかに、先生の言うことをよく聞き、反抗もしない、そんな子。 上記のような言葉は、おそらくは褒め言葉として、その子に向けられます。きっとその子自身も、嬉しく、誇らしく感じるでしょう。 それでもわたしは「この子は、大丈夫だから」と言いたくなくて、「フリースクールの運営」という、いまの仕事をしています。 「大丈夫な子」だったわたしは「大丈夫なフリ」がうまい子どもだった「この子は、大丈夫だか