唯一無二になりたい─二番手の男が見た膝枕
このnoteで公開している作品は、2021年5月31日から朗読と二次創作のリレー(通称「膝枕リレー」)が続いている短編小説「膝枕」の派生作品です。
「脚本家が見た膝枕」のアンサー外伝「脚本家が見た膝枕」を公開して間もなく、役者側の話も書こうと思いついた。代わりはいくらでもいて、どんどん下から追い上げられ、生き残るのが大変な世界。脚本家の場合は、書けば書くほど技術と人脈は築かれるので、時間が味方になってくれることも多いが、役者の場合、容姿や若さ頼みだと、時間が敵になってしまう