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美味しいよ〜。手作り梅酒。

主人は5月〜6月になると梅仕事を始める。

梅のヘタを爪楊枝で丁寧に取り、氷砂糖とホワイトリカーで漬ける。

これが、美味い。


主人はお酒が飲めない。飲めないというより、好きではないのだ。コーラやジンジャーエールが好きだ。比べて私はお酒が好き。特にビールと梅酒が好きだ。よく主人からは「おっさん」と言われる。

あれだけ不仲だった父とそっくりなのが私であることが笑える。

先日のわんわん泣いた日で書いたように、最近の私はちょっと気が抜け気味だった。言い過ぎかもしれないが、人生半ば諦めてるような、気の抜けた感じ。

月曜日はコープが来るから、日曜日は冷蔵庫にあるもので夕飯が決まる。メニューなんて統一感がない。ちなみに今日の夕飯は、少量のミニエビフライに、玉ねぎとコーンの中華スープ、少量の冷凍餃子、納豆、きゅうりとにんじんのサラダ、梨。

もうなんだっていいのだ。(笑)餃子は焼きたてを出すので、一息ついたところで、主人が梅酒飲む?と。

答えはもちろん!

「yes!」


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炭酸で割った梅酒と梅酒に浸かった梅。梅の香りとお酒、炭酸が喉に心地よく響く。あぁあぁあぁ美味い。濃いめなのがまた美味い。美味しい(おいしい)じゃなくて美味い(うまい)なのだ。夏も終わる日曜日の夕方、最高。

ふと主人に聞いた。

「自分は飲まないし食べないのに、楽しいの?これで良いの?」と。

爆笑だ。「過程が楽しいのだ」と答えがあった。あれ?いつか私が感じた刺し子の時と同じだ。結果ではなく過程が楽しいのだと。

美味いよ〜美味いよ〜という私を見て笑いあう日曜日。これで良いのだ。



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