4年生になって初めての授業
昨日の5時間目、4年生になってから初めて、娘がオンライン授業を受けた。
教科は国語だ。
3年生のときから国語だけは、ほぼ毎日オンラインで参加していた。
先週からオンライン授業ができるように、学校側は準備してくれていたのだけれど、どうも上手くつながらず……。
今回はどうかなと、少し不安だったが、ちゃんと参加できたのを見届けられたので、仕事部屋へ戻った。
***
16時。
仕事を切り上げて2階からリビングに下りる。カーペットの上には、いつもどおりテレビの前でYouTubeを見ている娘がいた。
だけど、明らかに纏っている空気の種類が違う。その証拠に、私に気付くと、すぐにテレビ画面から視線をこちらに移した。
「オンライン授業、どうだった?」と努めてさりげなくたずねる。
すると、「待ってました」と言わんばかりに、弾んだ声がこちらに返ってきた。
そのあとは、おしゃべりが止まらない。
娘の笑顔がまぶしい。
決して「学校に行かなくちゃ」とプレッシャーに感じている様子はなく、シンプルに嬉しそうだ。
***
考えてみたら、このオンライン授業が、担任の先生やクラスメートとの初対面だった。
目の前にいる娘を見て、漠然と「この子は大丈夫」だと思った。だってちゃんと、人とつながる喜びを知っているんだもの。
多くの人たちと同じでなくていい。少しずつでいい。娘のスタイルで人や社会と関わっていければいい、そう思えた。
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