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④私うつかもしれないって思った時のこと

◆キャバクラを辞めた後


そんなこんなで、なんとか夜の世界から脱することができた私。
体もガリガリで、心もボロボロ。

何をする気力もなく、ただただ廃人のように実家の自分の部屋に引きこもっていました。

ですが、ケータイに残っていたお客様や関係者からのメールや着信が怖くて、そっこーで解約しに行きました。
それだけはできた笑

自分が夜の世界にいた事も、嫌だった事も全て消し去りたかったのです。

半年間キャバクラで働いて、80万円貯めました。



腰掛けのバイトにしてはまぁまぁ頑張った方です。
今の私でもそう思います。

しかし当時の私はこうでした。

「一年で200万貯める予定だったのに、半年で辞めてしまった。80万じゃ全然足りない、ダメな私。。」


後悔、自責の念、焦り。。

ハイ、典型的なうつの症状です!

あと覚えているのが、神経を抜くくらい重症な虫歯ができました。

一見関係のない様に見えますが、体内が炎症しているので、体のバランスとして辻褄が合います。

◆分子栄養学から見たうつと虫歯

炎症を抑えるビタミンC、ビタミンE不足

完全昼夜逆転の生活だったため、
免疫力を高めるビタミンDの生成に必要な日光浴をしていない

幸せホルモンなどの神経伝達物質セロトニンなどを作るタンパク質が摂れていない

てか、そもそもまともに食べていない
生きる気力がないので食欲も湧かない

カサがないので便が出ない(腸内炎症)
ますます幸せホルモンも出ない(脳内伝達物質の95%は腸で作られます)

そりゃ病気になるよね笑

肉、血、脳内伝達物質、全ての土台、材料になるのはタンパク質です。

プロテインという言葉は、ギリシャ語のプロティオス(proteios)から来ています。
1番大切なもの、という意味です。

今辛い方は、まずはご自身の食事を見直してみてください。
そして良質なタンパク質を多めに摂りましょう。
肉、魚、卵、大豆製品などです。まずはそこから。


ゆで卵とか簡単でおススメです!(ビタミンCと食物繊維以外入ってる完全食品と言われてます)

◆それでも動く女

そんなこんなして1ヶ月くらい過ぎたくらいで、焦りが出てきます。


私、何もやってない


元々、大学に行けなかったコンプレックスで学費を稼ぐ為に始めたキャバクラでしたから、1日も早く同級生に追いつきたい、キラキラしたい、負けたくない。

まだ心も体も全然休めていないのに、世の中に取り残されていく感が怖くて、とにかく何でもいいから働こうと
地元の飲食店のバイトに応募します。

某デパート、レストランフロアの中華料理屋さんに採用が決まります。

下っ端の入りたてのバイトに任させるのは、
デザートの杏仁豆腐を盛る仕事。

バケットに仕上がった杏仁豆腐を、大きなスプーンみたいな器具ですくって、綺麗なドーム型になる様にひたすら小皿に盛ります。

簡単な様で、これが難しいのよ!!笑

これが健全な、やる気のある、普通の人ならなんてことない作業だったかもしれません。
最初はできなくて当たり前だし、少しずつ修得すれば良いだけのこと。

でもすでに抑うつ状態の私には、これがとっても辛かった。
脳内伝達物質がちゃんと出てない状態なので



集中力がない

うまくできない

人より遅い

怒られる

余計できない

なんてダメな人間なんだ

さらに落ち込む。。


というまさに負のループ♾

あと、オープン前の朝10時くらいに賄いが出るのですが、当たり前ですが中華なのです。笑

プチ拒食症だった私にとって、脂っこい食事や肉を食べること自体がものすごいストレスでした。(なんで中華屋さんにしたん?)


◆家族に打ち明けた時

ふとネットか何かで、うつ症状チェックリストというものを目にしました。

☑︎やる気が出ない
☑︎自分をダメな人間だと思う
☑︎食欲がない(または過食)
☑︎仕事や作業が遅い
☑︎完璧主義
☑︎人から真面目と言われることが多い
☑︎趣味や好きなことに関心がなくなる
☑︎朝起きるのが辛い
☑︎後悔の念が強い
☑︎死にたいと思うことがある

確かこんな様なチェックだった。


あ、私これだ。。





ほぼ全てに該当した。パーフェクト達成!!

そうか、わたし、病気…なのかな?

そう思いつつも、自分ではもう解決できない状態なので、とりあえず誰かに言ってみることにします。

たまたま、双子の兄が大学で心理学を専攻していて、
1番近しい存在でもあったので、

「カクカクシカジカ、こんな症状があってさ、私これかもしれないんだけど、、どう思う?」

決死の覚悟でした。否定されるかもしれないし、
そんなことないよ、頑張って働けよ!って言われるかもしれない。病気の理解もないかもしれない。

でも兄は遮ることなく話を聞いてくれ、一言。

「それはうつ病かもしれないね」


驚くわけでもなく、悲しむわけでもなく、
承認するように、そう言ってくれました。

それが姉に伝わり、母に伝わり、
とりあえず幼少期から診てもらっていた町のお医者さんに行って、市内の精神科は紹介状を書いてもらいました。


。。今日はここまで!

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次回は中華バイトがどうなったかと
初・精神科通院ストーリーです!
お楽しみに!笑



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