まずは自分の未来のために。
未来のためにできること 二度目の参加です。
何かを行うとき私はまず自分自身が幸せな気持ちになれるかを考えます。それから、私の横にいる人に少しだけ笑顔を贈ることができたならと。
記憶のバトン。それを私は日々感じています。その遺してくれた希望を伝えられないか。それが私が書く理由のひとつです。
それは過去(戦禍)だけに留まりません。生きる道しるべのひとつに表現作品がある。私は文芸評論の基礎を学ぶ機会に恵まれました。そして21世紀以降はネットで書いています。
文芸で鑑賞論を学び、私は思ったのです。文学に馴染みのない方、それを好みながら次の一歩が踏み出せずにいる人にとり、文学という河を渡るための架け橋、その板一枚になれぬだろうか、と。
以前に勤務していた職場での逸話があります。
文学は単なる学問でも知識の坩堝でもなく、時に道に迷う私たちに生きるヒントを与えてくれる道しるべです。
あなたの文章はあなたにしか書けないのです。その作品は書いた自分自身を救い、その作品を読む方の光となるでしょう。
私はそれを願っています。そうした心が、22世紀、それ以降の時間、人の営みが存在する限り続いていくことを。
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拙稿をお心のどこかに置いて頂ければ、これ以上の喜びはありません。ありがとうございます。