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【カナダ留学】ディベートを通して感じたカルチャーショックと、自分自身の強み

こんばんは!

今日は、クラスでディベートをしたときに感じたこと、書き綴りたいと思います。

私のコースはビジネス環境においてマネージャーとして学ぶべきことを中心に学ぶんですが、

「従業員が、会社から支給されて仕事に使うパソコンや携帯の使用状況や内容を、マネージャーや会社がチェックできるようにするべきか」

といった議題で、賛成と反対に分かれてディベートを行いました。

賛成側(チェックできるようにするべき)の意見としては、
・会社が通信料等を払うため、その権利があり、個人的な目的に会社支給の媒体を使うべきではない
・顧客との法的な問題等が起こったときに、証拠等をそろえやすい
・マネージャーに見られているという状況が、従業員を仕事に集中させ、仕事の生産性を上げる

反対側(チェックできるようにするべきではない)の意見としては、
・プライバシーの侵害に当たる
・監視されているという状況が、ストレスを増やし、仕事に対する満足度が低下したり、仕事の生産性が下がったりする

といった感じでした。

ディベートの内容とか結果がどうこうというよりも、クラスのみんなのディベートに対する姿勢と、自分自身について感じたことについて書きたいと思います。

クラスのみんなのアウトプット力

まず、日本では考えられないくらい、みんなが自信をもってアグレッシブに意見を主張します。(もはや喧嘩くらいに(笑))

相手が話している間に割って入って意見を主張することもあるし、くらいで

別にそれが正しいとかい言いたいわけじゃないんですけど、

日本でディベートってなったときは、みんなもっと俯瞰してる感じっていうか、そこまで熱くなってる人をあんまり見たことがなくて、

ディベートでさえも、周りからみられる自分の体裁を気にするっていうか、
「まちがってたらどうしよう」とか、「論破されたらどうしよう」とか
そういうのを考えるのが当たり前の雰囲気っていうか、

日本ではそういう人ばっかりで、自分もその一部だったと思うし、だからもっと抜きん出ようと思うこともほとんどなくて

なんかほんとに、日本とかくくるのはよくないと思うんですけど、
私が経験してきた日本の教育環境では、無駄なプライドがはびこってたなって感じました。

いざディベートとかディスカッションってなっても、日本でそこまで本気でディベートとかディスカッションに取り組めてなかったから、英語力とかの前に、
「自分の意見を言語化する力」
が圧倒的に、海外の子に比べて足りてないなって感じています。

日本では、常に正解を求めた勉強ばっかりしてきて、だから正解のない問題に対して自分の意見を出すことがほんとに苦手で、

なにかの問題に対して自分の意見を発言するって、
まず予備知識だったり論理的な思考力だったりが必要で、つまりみんなは私よりも知識や思考力で優れていて
それに加えて、自分の意見を発言するたびに、その問題に対して理解が深まって、知識が増えて、思考力だったり話す力だったりが鍛えられて、

つまり、海外の子たちの「アウトプット中心の学習方法」が、私にとってはほんとに衝撃で、

勉強する中で、アウトプットが当たり前の人と、インプットすることで満足している人では、差は開いていく一方だと思うし、

このままだと私は世界に通用しないなって日々感じています。

自分の強み

次に、私自身に関して思ったことです。

私は、もちろんクラスメイトたちのアウトプット力を見習って、意見を発信する練習を毎日しています(その前に英語力がいつも立ちはだかっています(^^))が、

今までの自分の勉強スタイルを全否定はしたくないし、日本人らしいコツコツ知識を自分のものにするスタイルならではの良さもあると思うし、そこを自分の強みとして捉えたいとも思いました。

そうやって考えていると、私はなにかのトップに立つというより、「最強の右腕」的な立場があっているんじゃないかなと感じてきました(笑)

というのも、ちょうどこのディベートをした前日に、インターンの面接を受けたんですが、

「目標を達成したいときにはどうする?」と質問されて、

私は達成したい目標と、それを達成するためにするべきことと、達成するまでの期間を考えて、
一カ月当たり、一週間当たり、一日あたりでやるべきこと・目標をリスト化してこなしていくのが自分流なんですが、

それを話したときに、「秘書タイプだね」と言われて

正直、今までリーダーとして中心になって動いたり、自分自身が人の前に立つことが多くて、自分が秘書タイプなんて考えたことなかったんですが、

自分の本当の良さってそこなのかもしれないと思うようになりました。

ディベートの話に戻ると、私は相手の意見をかみ砕きながら、自分の意見を考えながら、自分の意見を発言する、というのが苦手で、

でも逆に、自分の意見を、いまこうやってnoteに書いてるみたいに文章化しながら整理することは得意だし、

たしかに秘書的な部分はあるなと感じたし、
自分のアウトプット力の無さを悲観するだけじゃなくて、そういう強みに気づけたことをプラスにとらえて、生かしていきたいとも思いました。


カリスマ起業家たちは本当にかっこいいけど、たぶん自分が一番輝ける姿ではないし、自分の良さを最大限発揮できるような形で、将来ビジネスに携わっていきたいなって、漠然と考えています(^_-)-☆




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