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ずーっと、つづく。

昨日は「極私的10大ニュース」の話を書いた。ここで発表はしませんけど… と言いつつ、2019年のぼくの「極私的10大ニュース」、挙げていたら、全然「10」ではおさまらない。いろいろあった、ということ。

今年はぼくはここ(note)で毎日、書いてきたが、妻(ことのは山房)も「道草の家・ことのは山房」のウェブサイトで、「日めくりカレンダー」と呼ぶエッセイを毎日、書いてきた。

「日めくり」は、彼女が前日に書いてぼくにメールで送り、翌朝にぼくがアップする、というのが今年の習慣になっていた。だいたい、ぼくはアップする時に見て、読むことにしていた。

先ほど、最後の日の分を送ったよ、と言われたところ。完走、ですね。365回。おつかれさまでした。どんな内容かは、明日の朝を、おたのしみに(ぼくもまだ知らない)。

日めくり2019-01-01

これが今年、最初の、1回目でした。それから半年間の「日めくりカレンダー」から厳選した、「ベスト・セレクション」は、『アフリカ』第29号(2019年7月号)に載っている。

それ以降の「日めくり」の「ベスト・セレクション」は、『アフリカ』の次号に載る予定だが、振り返って読むというところまでは、まだいっていない(妻へ、お正月明けくらいに、やりません?)。

なぜ、そんなことをしたか?(毎日、なんて、無謀な?)

今年──2019年の始まった頃には、うちの状況として、"仕事"という点から言うと、(それまでにあった)いろんなことが終わってゆくという気配が濃厚で、何が始まるかということにかんしては、サッパリわからない感じだった。

ぼくはもう今年(2019年)は、やってゆけないんじゃないか? という気がしていたのだった。

それに比べ、生活の苦しさはあまり変わってないような気がするが、来年(2020年)には、あれもある、これもある、という感じで、これからの予定や計画が盛りだくさんで、1年前とは全然ちがう。

ぼくもここ(note)で毎日、書いてきたものは、とりあえず明日で終わりにして、年が明けたら、そこにかけていた力を、その、ひとつひとつに注ごうと思う。

とはいえ(今年はnoteで書いてきたこの)「道草のススメ」という媒体は引き継いであってもいいとも思っていて、毎日書くというのは止めて、週1回という感じでいいかな? そのかわり、本をつくったり雑誌(『アフリカ』です)の発行頻度をもう少し上げるということにしたい。

 *

今日は大瀧詠一(大滝詠一)さんの6回目の命日だった。訃報が流れたのは2013年の大晦日で、その訃報を見た瞬間、ぼくは自室にいて、友達がTwitterで教えてくれたのだが、その時、ぼくがすごい声をあげたのを、妻が聞いていて、毎年この日がくるたびにその話をされる。その直後の『アフリカ』編集後記で大瀧さんのことを書いている。それは、来年に出るぼくの作品集(本)に載っているはずだ。今日、ニッポン放送で大瀧さんの命日に合わせた放送をやっていて聴いたが、あまり大瀧さんらしい番組にはならない(大瀧さんの"ファン"がやってるというだけだ)。山下達郎さんが年明けに「新春放談」(達郎さんと大瀧さんが2011年まで四半世紀、やっていたお正月のラジオの対談番組)を久しぶりに再開するらしいので、それが楽しみだ。その「新・新春放談」のゲストは宮治淳一さんで、今年の7月、達郎さんのアクシデントで宮治さんが達郎さんのラジオに出ることになった時、あぁ、なんだか「新春放談」みたいだなぁ、と思った。そう思った人は、ぼくだけじゃなくて、おそらくたくさんいて、きっとやっている当人たちもそうだったんだろう。

大瀧さんは「おわるまで、つづきます」なんて言ってたけれどね、思わぬところに、"つづき"は、眠っていたわけだ。

(つづく)

道草の家2階のひなた工房にて、木の粘土と可愛いボタンを使ったねずみの干支飾りをつくりました。

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ウェブ・ショップにて発売中。全て1点モノの、早もの勝ちです。ここ(note)では数日前に「ねずみファミリーの干支飾りと「ひなた工房」の2019年」として詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

オトナのための文章教室」(in 横浜)の1〜2月のスケジュールを更新しています。(in 三鷹)の方はもうしばらくお待ちください。

日常を旅する雑誌『アフリカ』最新号(2019年7月号)、相変わらず発売中。在庫が少なくなってきたので、お早めに。

「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダーは、1日めくって、12月30日。今日は、ちいさなちいさなジョッキと顕微鏡の話。

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