2019年の極私的10大ニュース

ここで発表はしませんけどね。毎年、年末にはごくごく個人的な10大ニュースを挙げてみることにしている。

なんでそんなことを始めたのだったか。

大阪でラジオの仕事をしていた時、京都の綾部を訪ねたことがあり、そこで塩見直紀さんと会って（「半農半X」の話はそこで初めて聞いた）、塩見さんのメール・マガジンを読むようになった。そのメール・マガジンの中に、「十大ニュース」の話が出てきたのだったと思う（たぶん）。

必ず10項目、ということにしている。10では足りない、という場合は大変な（あるいは忙しい）年だったのではないか。しかし多くの場合、7つくらいまではスラスラと挙げられるが、その後は、えーと、あと何があったかなぁ？　と、なるのではないか。

イベントのようなことは挙げやすい。でもニュースというのは、どんなことでもいい。それを大事に扱えば──見過ごさずに、目にとめ、書き留めておけば──大きいか小さいかはともかく、"ニュース"になる。

思い出さないと忘れたままになってしまうような、ささやかなこと、でもじつは自分にとって大切だったことを、手繰り寄せておくために、年末にはいつも、「極私的10大ニュース」を自分自身に向けて発表する。

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さて、今日がぼくの年内の仕事納めだった。と書くと、ちょっと妙な日本語になる。でも年内の仕事が納まってすぐ、もう来年の仕事を始めるから、そんなふうな言い方になる。

来年は、今年の続きだ。

（つづく）

道草の家2階のひなた工房にて、木の粘土と可愛いボタンを使ったねずみの干支飾りをつくりました。

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「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダーは、1日めくって、12月29日。今日は、「温かい気持ち」の話。