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同じ話を何回もする大人になっちゃたな

年上の人の話を聴いていてこの話以前にも聴いたなと思うことが度々ある。同じ話を繰り返すのは良くないと世間でも言われているし、自分もつまらないと感じたこともあったから、自分が歳を重ねた時それをしなければ良いかと、その時は思った。数年が過ぎ、今の自分はどうなのかとふと考えると、同じ事を話す人間になっている。自分への戒めはいかせていない。何故なのかと考えれば、いくつか要因が考えつく。一つは僕は歳を重ねても趣味嗜好が子供の頃からほとんど変わっていないこと。関心のある分野が限られているか

    • 18世紀や19世紀の小説を読んでいると、わからない単語が出てくる。最新の辞書には載ってない言葉が意外とあって、辞書は古いの残しておくべきだったなと後悔。

      • あなたに言われなくても

        悩んでいる人や傷ついている人に対してどのような言葉をかけるべきか。子供の時はそんなことを考えていた。その考え方の正しさを信じていた。僕は大人になってから大きく傷つくことがあった。それ以降は悩みを抱える人へ言葉をかけないといけない時は慎重に言葉を選ぶように心がけているが、子供の時のように、その行動が、その人の為になるとは信じてはいない。これは自分がそうやって言葉をかけられる立場になった時、他者から自分に向けられる言葉が重荷になったからだ。当時の僕は有体に言えばストレスを抱えてい

        • 親子連れが前を歩いていて子供が蚊に驚き大声をあげた。蚊くらいで大騒ぎしないのと親は叱っていたが自分の肌に蚊がとまると即座にやっつけた。果たして、大声をあげて追い払うのと、無言でやっつけるのは、どちらが過剰な反応なのか?その後蜂に驚き声をあげ、蚊の場合はやっつけた僕とは何なのか?

        同じ話を何回もする大人になっちゃたな

        • 18世紀や19世紀の小説を読んでいると、わからない単語が出てくる。最新の辞書には載ってない言葉が意外とあって、辞書は古いの残しておくべきだったなと後悔。

        • あなたに言われなくても

        • 親子連れが前を歩いていて子供が蚊に驚き大声をあげた。蚊くらいで大騒ぎしないのと親は叱っていたが自分の肌に蚊がとまると即座にやっつけた。果たして、大声をあげて追い払うのと、無言でやっつけるのは、どちらが過剰な反応なのか?その後蜂に驚き声をあげ、蚊の場合はやっつけた僕とは何なのか?

          無関係だから出来るという考え方

          以前僕の住むアパートの隣の建物で小火があった。僕の部屋は隣の建物についている煙突の煙の吐き出し口の真横にあたり、出火元がその煙突の中であったから瞬く間に大量の煙が部屋に充満した。恐らくこの火災の最初の発見者だったと思う。同居人と避難を開始して3分も経たないうちにサイレンが聞こえてきた。隣人の誰かが通報したのだ。小火は素早い通報と消防士の活躍で傍目にも最小限の被害で済んだと思う。通報してくれた人、消防士や警察官にも感謝したい。この時、小火が極々小規模な騒動で済んだのはやはり早期

          無関係だから出来るという考え方

          あることが大好きな日本が…

          今年のWBCが開催される少し前だったと思うが、日本の報道が大谷翔平選手について他国の選手にコメントを求めた時、韓国代表の一人の選手が「真ん中に投げたらホームランを打たれる気がする」という前提を口にした上で「投げる場所がなければ痛くないようにぶつけようかな」と発言し、それが大々的に非難された。これは「ぶつける」のところにだけ注目すれば不適切なコメントだが、全体を見ればその選手なりの大谷翔平選手への賛辞だ。僕はラグビーをプレーしていたが、ラグビーではバインドをしないタックルは禁止

          あることが大好きな日本が…

          第三言語の選択基準

          歌を聴いていると時々思うのだが、日本人が作詞した楽曲は日本語と英語でほとんどのものが作られていてそれ以外の言語は極端に少ない。僕が例外として知っているのはサザンオールスターズの「Ya Ya(あの時代を忘れない)」とかEXILEの「Ti Amo」。この二曲は少しだけ日本語と英語以外の言語が使われていたはず。今ではkpopの人気が高く、韓国語の歌を耳にする機会も出来たが、やはり少数派ではあるし、それは海外の方の作詞のはずだ。日本人の作詞となると未だに日本語と英語以外に広がりをみせ

          第三言語の選択基準

          クイモノは残さず食べなさい

          好むとも好まざるとも有名人は影響力を持っている。2024年現在、最もこの影響力を持っている日本人は大谷翔平さんだと僕は思っている。趣味嗜好が多様化した昨今、昭和以前に存在した国民的スターは今後誕生しないという話が囁かれる中、実績と人格を持って国民的スターになった彼はその一挙手一投足を常に注目されている。ただこれは好むとも好まざるともというべき案件だ。彼の生業である野球に関して一挙手一投足取り上げるのであれば、仕事の範疇として彼はメディアへ真摯に対応するだろう。それでも最近は彼

          クイモノは残さず食べなさい

          共感主義を捨てられますか?

          多様性を認める。それは価値観という視点では、未知の価値観、あるいは、受け入れ難い価値観を認めることだと考えていた。だが、自分に根付いた価値観を捨てることもまた多様性を認めることにつながらないか?そう思った。これに同意してくれる人は少しはいると思うのだが、では、これが「誰もが認める価値観を捨てる」となるとどうだろう?こんな考えを持ったのにはきっかけがある。僕は株式会社コルクが運営する「文学の森」と言うコミュニティに入会している。このコミュニティでは作家の平野啓一郎さんがナビゲー

          共感主義を捨てられますか?

          流行の服装とセンスの責任転嫁

          日本人が1番活発に行なっている自己表現とその手段とは何か?僕は服装だと考えている。自分の着ている服に自分の感性とか趣味嗜好とか時には財力とかそんなものを代弁させる。言葉にする、文章にする、絵を描く、音楽にする、モノを作る、この他にも自己表現の方法は色々とあるはずだが、どれも手軽には出来ない。服装はその辺が楽で服を着て人目に触れればそれでアピールが完了する。そんなつもりで服を着ているのではない。そう思う方もいるはずだ。僕も普段自分を表現するために服を着ているとは思っていない。た

          流行の服装とセンスの責任転嫁

          抜毛症

          髪を切ろうと思う時がある。今この記事を書いているが、この記事を書く前に2つ書き始めた記事があった。それらはうまく書き上げられず、下書き保存に残されているが、その記事を書いている間に抜いてしまった髪の毛がパソコンの左に2本ある。僕には髪を抜く癖がある。初めて自覚したのは中学生の時だ。例えば数学の問題を解いている途中でわからない箇所に立ち止まって一考する、そんな時に何の気なしに髪に手を持っていって、抜いてしまうのだ。不思議にも抜いた瞬間の微かな痛みが癖になってしまう。一度にたくさ

          身体を柔らかくする為の栄養学はあるのかな?

          自分のこの部分を変えられたら良いなと思うものの一つに身体の硬さがある。スポーツに精を出していた時はパフォーマンスの向上に繋がると思い改善したいと願ったし、今では身体が硬いと疲労が溜まりやすいと言われたので改善したいと思っている。ところで、身体が硬いというのは具体的にはどういうことなのか。僕は筋肉の伸縮性が低いことと定義していた。筋肉があまり伸びないために突っ張ってしまい、身体の可動域を狭めている。そういったイメージを持っていた。そこに違う考えを提示してくれる記事に出会った。そ

          身体を柔らかくする為の栄養学はあるのかな?

          体温ハラスメント

          そんなものはない。今のところは。しかし将来はどうだろう。高校生の時に100キロを超える巨漢が部活の後輩にいた。「冬は近くに寄って良い。暖かいから。夏は少し離れてくれ。」と言うのが後輩が気に入ってくれた冗談の一つにあった。十分にいじめ発言として成立する言葉だが、これくらいの毒舌は問題にしない寛容な後輩なので助かったものだ。このやりとりでハラスメント要素を取り上げるならそれは僕の言動にある。後輩は何もしていないのだから。しかし、スメルハラスメントを例にすると、臭いをさせているだけ

          体温ハラスメント

          匂わせるのは悪いこと?

          匂わせが叩かれている記事を見ることがある。匂わせと表現されるぐらいだから大体が叩かれている。不倫をしていた当事者たちが匂わせ画像をあげていたとかそんな取り上げ方だが、なぜか、不倫をしていたことよりも匂わせていたことを叩くことに比重を置いているものがある。不倫はその後、法的な処置をとる事態に陥ることがあるので、非難するならそちらに目を向けそうだがそうではないらしい。記事を書く側からすればキャッチーな表現を使うことそのものに意義があって、それを使える題材が必要なだけなのかもしれな

          匂わせるのは悪いこと?

          蛙とカエル

          数年前、USJにハリーポッターのアトラクションエリアが建設されて間もない頃、ハリーポッターのグッズストアを見て回った。映画で登場した品物を模した商品が並び、僕も見ていて楽しかった。今では具体的にどんな商品だったか覚えていないが、容器の蓋の上に蛙が引っ付いている商品があった。それは実物でもそこまで気持ち悪くないよと言いたくなるくらい、不気味ささえ漂わせる造形になっていた。カエルと書き表すより蛙と書きたくなるそんな感じだ。僕が気持ち悪いなと思って見ていると、隣で二人の女性客がカワ

          蛙とカエル

          おもてなし精神からおもてなし根性へ

          どこかのスーパーでレジで座ったまま接客する試みを始めたと聴いた。僕は座ったままの接客に賛成だ。理由は楽だから。楽を出来るところは楽したい。実に大人な考えだと思う。しかし、反対する人もいる。理由はお客に失礼とかそんなところだ。面白いのはこれも実に大人な考えと思えることだ。この賛成派と反対派を極端な理由づけで分けると、賛成派は影響のない人、あるいは教育する立場にある人で、反対派は影響のある人、あるいは教育される立場の人と僕は分ける。もし教育される立場の人が教育する立場の人になぜ座

          おもてなし精神からおもてなし根性へ