身体を柔らかくする為の栄養学はあるのかな?

自分のこの部分を変えられたら良いなと思うものの一つに身体の硬さがある。スポーツに精を出していた時はパフォーマンスの向上に繋がると思い改善したいと願ったし、今では身体が硬いと疲労が溜まりやすいと言われたので改善したいと思っている。ところで、身体が硬いというのは具体的にはどういうことなのか。僕は筋肉の伸縮性が低いことと定義していた。筋肉があまり伸びないために突っ張ってしまい、身体の可動域を狭めている。そういったイメージを持っていた。そこに違う考えを提示してくれる記事に出会った。その記事には身体が硬いのは骨格筋の筋繊維が短いのが原因だと書かれていた。骨格筋は自分の意思で操作できる筋肉で普段は関節を曲げたりするときに使われている。これらは筋繊維の束でこの繊維一本一本が太くなることが筋力の向上に繋がる。一方記事に書かれた説では筋繊維が適切な長さになることが身体の柔らかさに繋がるというのだ。この長さというのは伸縮出来る長さではない。筋肉は本来骨を固定する役割を担っており、伸縮するというのはこの固定する力を弱める原因になるのでこの説では筋肉に伸縮性を求めるのは間違いになる。あくまで筋繊維に十分な長さが備わっており、骨や関節を適切に固定出来る力が備わっていることが理想とされている。正直この考えが正しいのか、僕が以前から知っていた考えが正しいのか、それはわからない。受け取り方次第で両方正しいということもあり得るだろうし、両方間違っているということもあるだろう。そこはしっかり勉強したい。この執筆で書きたいことはこれらが正しいかどうかではなく、柔軟性と栄養摂取にどのような関連性があるかということだ。筋トレではトレーニングと栄養摂取と休養、これらがそれぞれ大事とされている。強度の負荷をかけて筋繊維を鍛えても、栄養摂取と休息による回復が十分でなければ筋肥大は満足に出来ない。それならば筋繊維の長さについてはどうだろうか。筋トレと同じ理屈を当てはめるならば、私たちが行っているストレッチという運動で筋繊維にダメージを与え、栄養と休養をとることで筋繊維が肥大化し長さが伸びることになる。この時、回復に必要な栄養素は筋繊維を太くする時に必要な栄養と同じものだろうか?それとも同じ筋繊維といっても必要な栄養が異なるのか?柔軟性=筋繊維の長さという仮説自体が正しいか不明ななかこのような考えを巡らすことはまさに捕らぬ狸の皮算用なのだろうがこういった空想が意外と楽しかったりする。

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