はるまき

文章が好きです。壁打ち日記。

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最近の記事

やっていくしかない

この人生とかいうものを。 いかに面白く楽しむか。 辛い時に口角を上げて食いしばれるか。 降り注ぐ奇跡を浴びるように受け取りながら。 やっていくしかない。 基本的にそんな価値観で生きている。 自分でも泥臭い人生観だなと思う。

    • なんとかしてくれるものたち

      今年で社会人7年目になるらしい。 人生で初めてバイトをしたのは大学生のとき、ドラッグストアのレジ打ちバイト。 高校生の時、父に「バイトするくらいなら今すぐ退学して働け」と言われ「お前なんか社会でやっていけない」と言われていた。 バイトをしてみたら社会が優しすぎて驚いた。 覚えてできたら褒めてもらえるし、パートのおばちゃんからは作ってきたお弁当を見て「うちの子も見習ってほしいわ」などという言葉をかけてもらえた。 あれから10年。 まず家族との関係がとても良くなった。

      • 自分がお金に興味がないことに気がついた

        自己啓発セミナーやコンサル講師、引き寄せの法則を語る人々が口を揃えて言うのは「お金が好きじゃない人にはお金が入ってこない」ということ。 私もそういう場所にいた時期もあるので、講師の「お金好きな人ー!」という声かけに元気よく挙手していたうちの1人だった。 1年間、自分でお店をやってみて気がついた。 私はお金に興味がない。 もちろんお金はあればあるだけいいのかもしれない。でもとことん興味がないのだ。経営者あるまじき心持ちかもしれないが、興味が持てないのだから仕方ない。

        • 続く日々をどう過ごすか

          高校の時の同期と久しぶりに会って飯を食べた。 「やりたいことはあり順調にそこに向かって進んでいるが、そこに至るまで果てしなくて退屈すぎる」とお互いに話した。 28歳、ある程度の悩みも苦難も一周過ぎて「こんなもんか」と自分を把握したつもりの歳。 結婚や出産などのライフイベントも特に無いので、自分1人の日常がずっと続いているように見える。 その中でもよく見ると「小さいながらも結構色々行動してるじゃん」と思えるから、月一くらいは振り返ったほうがいい。 自分と似た考えの人た

        やっていくしかない

          鬱に沈む

          1/20、大寒がやってきた。 暦の名前の通り雪が降るほど冷え込むそうだ。 そんな丁寧に仕事をしてくれなくてもいいのに、と思いながら台風の前みたいに体と心が重くなる。 寒さと低気圧のダブルパンチでやられないはずがなく、昨日からしっかり気力が湧かなくなってきた。 昨日の仕事終わりは片付けもせず逃げるように家に帰った。 風呂を沸かし、蝋燭の火を付け、甘酒を作って飲む。 次の日の仕事に響かない程度に回復できれば及第点。 今日の朝は人間がダメな気持ちになった。 そういうと

          手フェチを拗らせた私が手相鑑定士になることになった

          あれは中学生の時のこと。 乙一著作の『GOTH』で手を切り取る事件を扱った話を読んだことがきっかけだったか。 手という部位に異常なまでの美しさを感じるようになった。 電車に乗れば人の手を眺めて好みの手が無いか探し、おそらくはネイル練習用の手のシリコン模型を買って手を繋いだり抱きしめて眠る日々、「願わくば壁から腕が生えてほしい」と本気で思っていた。 大学生の時、妹に連れられて横浜ベイスターズの応援に行った。席は後ろの方。筒香選手の応援の際、観客らが一斉に腕を上に挙げる場

          手フェチを拗らせた私が手相鑑定士になることになった

          日々は続いていく

          残念ながら、日々は続いていく。 どのような環境に身を置いても平等に時は過ぎる。 パッとしない日々を一瞬で明るくするような魔法は存在しない。 転職しようが結婚しようが、地続きの日常が存在するだけ。 ただ一つできるのは、日々の選択の積み重ね。 きっとこの先に良いことが繋がっていると、ある種狂気めいた妄信の元、進み続けるしかない。 「自分は絶対に大丈夫だ」と。 泥まみれで涙を滲ませ歯を食い縛りながら、何度膝をつこうとも立ち上がっていけるだけの強さを。 残念ながら、あり

          日々は続いていく

          光。いつも変わらずそこにあるもの

          久しぶりに朝からボーッとできた。 ゆっくり呼吸をしようとしたけどできないことに気がついた。 どんなに気分が塞ぎ込んでいる時でも、どんなに明るい気持ちのときでも、この部屋にはいつも同じように陽が差す。 その光を美しいと思えて「今日もいい一日が始まった」と思えるか、何も感じないかはその時の状態による。 どちらが良いとかは無いとわかりながらも、やはり前者であり続けたいと思う気持ちもある。 人はブレる生き物だ。 それでいい。 むしろそのブレを楽しみながら生きていくのが面白い

          光。いつも変わらずそこにあるもの

          上野には変わらず人々の生活があった

          療養と称して2日間引きこもっていた。 その間見ていたのはSNSのTLのみだったので、大変な情報ばかりを目にしてしっかり病んだ。 気にかける言葉を発信する知人らを見てはその人間性に嗚咽し、何かしようと思えない自分に嫌気がさした。 まあ病んでいてもしょうがない。 朝、ひすいこたろうさんの2024年やるといいことリストの一つの「国宝を観ること」というのを見て「上野に通ってるような人になりたいな」と思った。 美術館とか博物館とかに通う人ってなんかすごそう。教養が高かったり。

          上野には変わらず人々の生活があった

          正月くらい人間性を捨てさせてくれ

          とんでもない年始が始まった。 令和は改元した方がいいし、大仏を建立して都を移したほうがいい。 表のSNSでようやく「皆さんご無事で」と発信できた。 正直なところ「勘弁してくれ」という気持ちの方が強い。 テレビが無い生活をもう10年以上している。 ニュースを見ていなかったので、地震が起きたらしいと聞いても何も興味が湧かなかった。 それよりも自分の鬱をどうにかする方が今大切なことだった。 SNSで被災地を心配する発信を投稿する人を見ては、自分の社会不適合ぶりが思い知

          正月くらい人間性を捨てさせてくれ

          人々の生活が街に溢れて、目に染みる

          自分のために休みを取って2日目。 やっとフラッと外に出る余裕ができたので、散歩してみた。 いつの間にはじまっていた人生に 暦だなんて存在しなくて 高いビル閉じ込められてた人々の 生活が街に溢れて目に毒 私だけ、せーので一緒に新年に 行けてないから部屋片付けてる きっと一人で過ごす年末年始って貴重だから 大切にしたい。うそ。寂しくてたまらない。 12月は働きすぎた。 慣れないことをたくさんやったら、まあ心身を壊した。 骨折するわメンタル崩すわ声出なくなるわ、仕舞いに

          人々の生活が街に溢れて、目に染みる