ささだ晴子

日々の考えをより深めるための アウトプットとしてnoteを利用しています。 大阪で映像…

ささだ晴子

日々の考えをより深めるための アウトプットとしてnoteを利用しています。 大阪で映像制作、薬膳食養生アドバイスと足もみ https://linktr.ee/harukosasada

最近の記事

何故1年をふりかえるのか?

私は年末になると、「1年の振り返り」をせずにはいられない。 同様に振り返る人もたくさんいる。 これ、なんでなんやろなと思う。 振り返ることで得られるものは 完遂できなかった来年とりくむべき 課題だったり よくやったわー!自分 という達成感だったりするんだろうけど 他には何かな。 私は過ぎた時間が砂に埋もれて 忘れさられるのが嫌。 かつての出来事、感じたことを 亡きものにしたくない。 かつて在った出来事や感情を もう一度なでてあげたい。 それって凄くトリートメントだなと

    • 本当に優先したいことはなんだろう?

      産後もすぐ働くのは当たり前だと思った。 妊娠中から、子どもが入る保育園巡りをしたし、今までやっていた仕事プラス自分で起業する準備も妊娠前~妊娠中にした。 私の周りで当たり前のように 産後数か月で働く人が多かったこともある。 「子どもとずっと二人きりはしんどい」 「働くほうが気がまぎれた」 「お金を稼いでないと不安になる」 「ずっと働いていないと社会からおいて行かれた気持ちになる」 「夫の収入だけに頼るのは怖い」 そんな声を事前に聞いていて 「私は働くことが好きだし、子

      • 体があるうちに

        明日、納骨するための骨を、先週実家に引き取りに行った。 今年の1月に心筋梗塞で急逝した母の骨。 実家は駅から歩いて20分、延々続く坂道。 シャツはすぐ汗でべとべとになった。 目の前にはずっと生駒山がある。 この道は私が幼稚園の頃 めずらしく雪が積もった時 きゃあきゃあ言いながら母の手をつないで すべらないように歩いた道。 この道は母のバイクの後ろに乗って 絵画教室に通った道。 30年分の記憶が刺して痛い。 母がいなくなってもう7ヶ月もたつのに 母との日々を思い出す

        • 20年前に投げられたバトン

          20歳くらいの時、「記録」をすることに異様に執着する時期があった。 記録媒体は写真やビデオ。 映す対象は、学校までのいつもの登校通路、 家の台所の深夜2時、 いつものリズムで階段を下りる足音、階段のきしみ、 朝、山鳩の声で目が覚める南向きの窓から差し込む光、 居間でご飯食べた後にくつろいで話す母の横顔 私の生活圏の軌軸であったり、家族が対象であることが多かった。 私が残したかったものは、なんだろう? 今、激烈に対象物に感じている、この感情、思い。 私しか感じていない

        何故1年をふりかえるのか?

          母親の危機管理能力はジャックナイフのよう

          先日、夫が2歳になる子どもを2人乗り自転車にのせたのですが、 ベルトを閉めずにその場を離れてしまい、 直後子どもの泣き声。 慌てて夫と私で駆け寄ると 子どもが自転車から落ちて、壁と自転車に挟まれて、逆さまで浮いてました。 壁に挟まれたおかげで、地面に落ちなかったのですが、 いやいやいやいやー なんでベルト締めずに離れるかね? ぼんやりしないで!と私、夫へ罵詈雑言。 子どもの安全に関して 自分でもびっくりするくらい神経を尖がらせている。 特に生まれて数ヶ月間は 子供を連

          母親の危機管理能力はジャックナイフのよう

          自分を勝手に十把ひとからげにしてはいけない

          3冊目の著書 【自分らしさを言葉にのせる 売れ続けるネット文章講座】を刊行された コピーライターのさわらぎ寛子さんが 先日行われたFacebookライブで アートディレクター八木義博さんと対談 した際の事。 八木さんが 「デザインは既存の否定という意味がある」 というのをおっしゃっていたのを聞いて、なんだか忘れていた感情を思い出してはっとしました。 ここ2年ほど、 斜めから物事を見てはいけない 違和感を感じても 素直に柔軟に受け入れたほうが良い、 疑っては駄目だし、 そ

          自分を勝手に十把ひとからげにしてはいけない

          お母さんは笑顔がいちばん、家事は手抜きでいいと思えない時は

          ご飯なんてスナック菓子でも、バナナだけでも死なない、お母さんが笑顔でいる事が一番大事、という話はよく聞く。 その通り。笑顔が一番。手抜きでいい。 でも手抜きでいいと思えない時は? 私は掃除は手抜きでいいし、抜きまくっています。でもやっぱり汚いと気になる。 毎日綺麗なのが、そりゃいい。 風呂のエプロンも気になる。 トイレの床になんらかの毛が落ちているのも嫌だ。 気にしながら生活するのはしんどい。 そして何より食事。 子どもの食事なんてなんでもいい、と思えない。 もうすぐ2

          お母さんは笑顔がいちばん、家事は手抜きでいいと思えない時は

          子育てはジャズセッション

          今朝、もうすぐ2歳になる息子が 朝ご飯を食べて欲しいのに トーマスのおもちゃで遊びだした。 「はよ食べー!」と言いながら待っていたけど、無視。 延々トーマスの車輪を見ている。 おにぎり片手にいらいらがマックス。 全身がいらいらに支配されている。 なんかしらんけど、昨日の事も思い出して、いらいらが追加されている。 が、ふと 「そうだ、この1人遊びしている時間に他のことをすればいい、何故気が付かなかったんだろう」と我に返る。 その時に思ったのが、 相手を無視して自分の都

          子育てはジャズセッション

          もっと勉強しなきゃ!で動けないときは

          最近思うこと。 インプットした知識はあくまで インプット用の知識であって アウトプット用とは別なのでは? ということ。 「学んだはいいけど、仕事で使うのに自信がない。。」 という話をまわりでちらほら聞きます。 私も一番初めは思いましたし、 今でも思います。 もっと詳しくなってから、、と思って計画が止まっていることが多々あります。 私は今、薬膳と足もみを伝える立場なので 「学んだことを、他の人に教える」という前提で話をします。 まず人に何かを教えるには、 学んだ内容へ

          もっと勉強しなきゃ!で動けないときは

          既製服かオーダーメイド服か

          知り合いがインスタグラムライブを 毎週スタートさせるので そのタイトルを考えて欲しいと言われております。 「人のタイトル?私が決めるの?どうやってー!?」 と思いつつ、ヒアリング、質問をしているのですが、彼女から始めに出てくる言葉は 一般的に使われている言葉。 そこで気がついたこと。 半年間、言葉で仕事をつくる・コピーライターのさわらぎ寛子さんが開催している 文章構築アカデミーに通っていました。 そこで、徹底して言われた事は 「自分で言葉を定義する」 と言うこと。

          既製服かオーダーメイド服か

          子育てとは振り切れるメトロノーム

          子育てはいつも相反する感情が吹き荒れている。 もうすぐ2歳になる我が子がたどたどしく 「ドウターヤロウ(ドクターイエロー)」と いう言い方が可愛い~と思った次の瞬間 トマト投げる、 きゅうり噛み砕いたと思ったら吐き出す、 布団の上でお茶わざと吐き出す、で ふざけんなよー!!お前!!!💢と 行き場のない怒りにうち震えたり。 両極端の感情が毎日吹き荒れる。 例えるならメトロノームが 最大から最大に振り切れている。 疲れる。疲れるわ。 またある日、 一歳になったばか

          子育てとは振り切れるメトロノーム

          なんであんなに執着したのか

          生活音を録音するのに興味があった。 他人の、ではなく自分の家の。 厳密にはビデオで音を撮影していた。 家族の時間は流れるし、忘れるし、今しかないから。 朝、母が私を起こしに、階段を上がってくる足音。 寝起きに毎度聞こえて来る山鳩の声。 父がドアを雑に開ける音。 ごにょごにょと階下から聞こえて来る話し声。 それらがいつか消えるのが嫌で、 悲しくて、自分ではどうにも止められなくて ただ記録するしかなかった。 実際、時間も記憶も流れた。忘れた。 今は興味がない。あの家族の蜜

          なんであんなに執着したのか

          自分の言葉をごみ箱行きにするな

          個人で仕事をしている人 またはやろうとしている人は特に ブログやインスタ、facebook等の発信は必須。 でもよく聞くのが 「何を書いていいのかわからない」 「私なんかがこんなことを書いても(言っても)仕方ない」 「たいした事考えてないから発信なんて」 そうですよね、そうでしたね。 私、今でもそう思います。 でも最近少しそんな状態から抜けたのです。 何故か? 抜けたてホヤホヤのうちに記します。 本当に書くことがないのか?いや、あるんですよ。誰にでも。 掘れ

          自分の言葉をごみ箱行きにするな