既製服かオーダーメイド服か

知り合いがインスタグラムライブを
毎週スタートさせるので
そのタイトルを考えて欲しいと言われております。


「人のタイトル?私が決めるの?どうやってー!?」
と思いつつ、ヒアリング、質問をしているのですが、彼女から始めに出てくる言葉は
一般的に使われている言葉。

そこで気がついたこと。


半年間、言葉で仕事をつくる・コピーライターのさわらぎ寛子さんが開催している
文章構築アカデミーに通っていました。

そこで、徹底して言われた事は
「自分で言葉を定義する」

と言うこと。

普段の生活の中で、誰かに何かを伝えるとき、または自分で確認するとき
なんとなく「近いのはこれかな~」
をあてはめて、便宜的に使っている言葉が大半。

でも本当に自分にフィットする言葉は
違う。

いかに普段便宜的に言葉を使っているか、
一度意識しないとわからない

まずはその「違う、これじゃない」に
気がつくことが大事。

「違う、これじゃない」に気がついたら
出来るだけ近い言葉になるように、「何故」を繰り返す。

例えば
「インスタライブを聞いている人に子育てについて楽な気持ちになって欲しい」

→なんで楽になって欲しいの?

「楽になったらもやもやが減る」

→もやもやの中身は何?

「将来への不安とか」


もう嫌がらせのように、問いかけていくと
何かキラリと光る本音が垣間見える気がします。


それはまるで
自分のサイズ、輪郭をくまなく採寸して
作りあげるオーダーメイドの服のよう。

自分のサイズを知らないと
フィットする服は作れない。


生まれた感情や思考にフィットする言葉を与える。

そこを毎回雑に扱うと、
感情や思考は拗ねるかもしれん。

必要なのは丁寧さではなかろうか。

自分から生まれたものに対してきめ細かく見ていく。
自分を丁寧に生きるとは、こういうことをいうのかも知れない。

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