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ちいさなしあわせのみつけかた。

30
日常のなかで、小さくて、かわいらしい、しあわせを、みつける、おまじないのような、コツのような、30個のレシピ。 シンプルな写真と短くてやさしいエッセイで。
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2018年11月の記事一覧

のーどれっしんぐ。

のーどれっしんぐ。

白いごはんを

そのままたべたら。

お水を

そのままのんだら。

生野菜を

そのままたべたら。

味がない。

っていうけれど、

本当は、しっかり、味はある。

味がないと感じていたものを、

もっとていねいに味わってみる。

ちゃんと味があるから。

それに気づけたら、

それぞれの食べ物の

恵みを感じられるから、

ありがたいなって思えてくる。

そしたらきっと、

ごちそうさまって

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19ひだりてでたべてみる

19ひだりてでたべてみる

ごはんをおいしく

たべる方法があって、

それはいつもと違う食べ方。

左手をつかって、

食べてみるということ。

右手をつかうと、

なんでも簡単にできてしまう。

だけど、左手だったら、

いつもできてたことが、

なかなか大変になるもの。

だから、いつもより、

時間がかかる分だけ、

食べられたときの喜びも

いつもよりも深くなるもの。

左手で食べることで、

いつもより丁寧になる

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16したをむいてあるく

16したをむいてあるく

上を向いて歩くと、

空がときどき眩しすぎるから、

下を向いて歩いてみる。

足元には、

きれいな水たまりや

かわいらしいお花や

いいかんじの小石や、

お気にいりの靴が見える。

手の届かない上よりも、

足が着いている下を見て、

大切なものを見直してみる。

上だけじゃなくて、

きっと下にだって、

すてきなものに囲まれながら

僕らは毎日を過ごしているのだから。

14ぜんぶけしてみる

14ぜんぶけしてみる

ぜんぶ捨てたら、

自分が残った。

いえ、

ぜんぶ捨てたら、

ふありが残った。

でも、

それさえあれば、

ふたりは完璧。

13すてないままでもっている

13すてないままでもっている

”ダンシャリ”を

ムリにしなくていいのです。

あなたがしあわせじゃないとしたら、

それは断ってないからでも、

それは捨てていないからでも、

それは離れていないからでも、ない。

・・・かもしれません。

いま持っているものを、

いままで以上に大切にすること。

断るのは、

捨てるのは、

離れるのは、

やっぱりさみしい。

さみしいことを

ムリしてしなくてもいい。

まだ持ってい

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12しあわせのかずをかぞえる

12しあわせのかずをかぞえる

しあわせの数を数えてみる。

ひとつ、ふたつ、みっつ。

悲しいことじゃなくて、

嫌いなことじゃなくて、

しあわせの数を数えてみる。

よっつ、いつつ、むっつ。

しあわせは減らないから

数えるたびに増えている。

ななつ、やっつ、ここのつ。

そして、数えることそのものが

しあわせになっていく、と。

11じーーーーっとする

11じーーーーっとする

100秒だけでいいから、

じっとしてみてください。

テレビを消して、

音楽を消して、

カーテンを閉めて、

ケータイをオフにして。

自分自身の

胸のドキドキが聞こえてくるから。

10ないものよりいまあるもの

10ないものよりいまあるもの

ないものばかりを

さがしてしまうと

やっぱり

ないものしか見つかりません。

自分にとって、

必要なしあわせは、

すでにあるものです。

だから

いまあるしあわせに

しっかりと気づいて

大切にしてあげてください。

09ふたりでいっしょにいること

09ふたりでいっしょにいること

することをさがさなくても、

ふたりでいっしょにいるだけで、

それがしあわせだってことです。

すべてのしあわせの、

根っこにあるのは、

ふたりでいられることのはず。

そのひとと、あなたと、

出会ったこと、続いていること、

今があること、明日があること。

ふたりになれたからこそ、

ふたりであるからこそ、

そういうしあわせが、

授けられるわけですから。

ふたりでいっしょにいられ

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08すきなものをかんがえる

08すきなものをかんがえる

好きなもののことを

めいっぱい考えてみる。

映画でもいいし、

どこかの国でもいいし。

幸せじゃないときは、

好きじゃないもののことに

気を取られているときです。

あなたの大切な時間を

好きなもの以外に使うのは、

とってもとってもつらいもの。

正しいか、正しくないか、

で選ぼうとすることをやめて、

それを好きかどうかで選んで、

そしてその好きなもののために

大切な時間を使

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