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本50冊までの道のり

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2022年中に50冊以上本を読んで、読書記録していきまーす📚 (2023年に突入)
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2022年2月の記事一覧

本8. 元彼の遺言状

本8. 元彼の遺言状

<あらすじ>

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。元彼の森川栄治が残した奇妙な遺言状に導かれ、弁護士の剣持麗子は「犯人選考会」に代理人として参加することになった。数百億円ともいわれる遺産の分け前を勝ち取るべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。ところが、件の遺言状が保管されていた金庫が盗まれ、さらには栄治の顧問弁護士が何者かによって殺害され⋯⋯。
作者: 新川帆立

<レビ

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本7. ほろよい読書

本7. ほろよい読書

<あらすじ>
今日も一日よく頑張った自分に、ごほうびの一杯を。酒好きな伯母の秘密をさぐる姪っ子、自宅での果実酒作りにはまる四十路のキャリアウーマン、実家の酒蔵を継ぐことに悩む一人娘、酒が原因で夫に出て行かれた妻、保育園の保護者達からオンライン飲み会に呼ばれたバーテンダー⋯⋯。今をときめく5名の作家が「お酒」にまつわる人間ドラマを描いた、心うるおす短編小説集。

<レビュー>
⭐️⭐️⭐️⭐️
家か

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本6. ルビンの壺が割れた

本6. ルビンの壺が割れた

<あらすじ>
「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」──送信した相手は、かつての恋人。フェイスブックで偶然発見した女性は、大学の演劇部で出会い、二十八年前、結婚を約束した人だった。やがて二人の間でぎこちないやりとりがはじまるが、それは徐々に変容を見せ始め……。先の読めない展開、待ち受ける驚きのラスト。前代未聞の読書体験で話題を呼んだ、衝撃の問題作!

<作者>宿野かほる

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