見出し画像

本8. 元彼の遺言状

<あらすじ>

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。元彼の森川栄治が残した奇妙な遺言状に導かれ、弁護士の剣持麗子は「犯人選考会」に代理人として参加することになった。数百億円ともいわれる遺産の分け前を勝ち取るべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。ところが、件の遺言状が保管されていた金庫が盗まれ、さらには栄治の顧問弁護士が何者かによって殺害され⋯⋯。
作者: 新川帆立


<レビュー>
⭐️⭐️⭐️
作家の新川帆立さんが東大卒の弁護士らしく、自分と年齢も近くてググってみたら普通に美人で、なんかほんまに才色兼備のすごい人なんやな〜って(笑)こんな薄っぺらいコメントしか出来ひんところがまた帆立さんとの持って生まれた才能の差を感じて泣ける(笑)


このミス大賞にも輝いていて実写化もされるらしく、本屋さんにも目立つところに陳列されてて気になってたので読んでみました。


読んでみた感想は、弁護士の話だから法律系の専門用語が多くて、サスペンスということもあり登場人物も多めで、また各々の動機は何か等を考える必要があって割と集中力がいる小説やったかな。


でも最初に家系図を載せてくれていたり、久々に登場した人物が何者なのか軽く復習させてくれる文があったりで、読み手への配慮が感じられる箇所がちらほらありました。


また、主人公である容姿端麗な女性弁護士「麗子」のなんかパッとせえへん奴に対するストレートな物言いや、人の目なんか気にせず仕事をガンガンこなして行くわ、お金が全てでしょスタイルの強気な行動が読んでて気分爽快でスカッとしました。
作者の帆立さんも実際こんな女性弁護士なのかそれともこういう女性像に憧れているのかな?と想像してみたり。



こういうストーリーって主人公に今流行りの女優を登用してよくドラマ化されがちですね〜。うん、ドラマ化されそう、誰が麗子役かなーって想像しながら読んでました。石原さとみか綾瀬はるかか長澤まさみか。少し若いとこ行くなら浜辺美波とか今田美桜とか?
…読み終わってググると綾瀬はるかが麗子役に抜擢されてる事が分かってやっぱそうか、納得〜🤣って感じです!


今週末はなにかとついてないな〜って思うことが多くて沈みがちでした。
そんな時でも、表参道のカフェで高すぎるミルクティーを飲みながら小説を読む日曜日の午後は、心が無になってストレス発散リフレッシュできます!!!
今からお友達と美味しいご飯!いっぱいワイン飲もう〜🤍(結局酒)


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?