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本50冊までの道のり

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2022年中に50冊以上本を読んで、読書記録していきまーす📚 (2023年に突入)
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2022年1月の記事一覧

本5. 寝苦しい夜の猫

本5. 寝苦しい夜の猫

<作者>
かまいたち 山内健司

<内容紹介>
2019年12月22日のM-1決勝戦の前夜、
山内は、翌日披露するであろうネタを、一人でひたすら繰り返した。
不安で胸がはちきれそうな山内の様子は、愛猫たちだけが知っていた――。
お笑いコンビ『かまいたち』の山内健司による初の著書。
この本は山内の飼い猫“にゃんじ”が見聞きした様子を綴ったエッセイである。

<レビュー>
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
めっち

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本4. ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

本4. ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

<あらすじ>
人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、みんなぼくの大切な友だちなんだ――。ぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこばれる感動のリアルストーリー。

<作者>ブレイディ

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本3. 噛み合わない会話と、ある過去について

本3. 噛み合わない会話と、ある過去について

<作者>
辻村深月

<あらすじ>
大学の部活で仲のよかった男友達のナべちゃんが結婚するという。だが、紹介された婚約者はどこかズレていて――(「ナベちゃんのヨメ」)。
国民的アイドルになったかつての教え子がやってくる。小学校教諭の美穂は、ある特別な思い出
を胸に再会を喜ぶが⋯⋯(「パッとしない子」)。
人の心裏を鋭くあばく傑作短編集!

レビュー
⭐️⭐️⭐️
過去のある出来事に対して、傷つけた

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本2.暗幕のゲルニカ

本2.暗幕のゲルニカ

<作者>
原田マハ

<あらすじ>
ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。MoMAのキュレータ一八神瑤子はピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。故国スペイン内戦下に創造した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。ピカソの恋人で写真家のドラ・マールが生きた過去と、瑤子が生きる現代との交錯の中で辿り着く一つの真実。怒涛のアートサスペンス!

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本1.そして、バトンは渡された

本1.そして、バトンは渡された

瀬尾まいこ作

あらすじ
幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない父と暮らす。血の繋がらない親の間をリレーされながらも出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つときー。大絶賛の本屋大賞受賞作。

レビュー
⭐️⭐️⭐️⭐️
心あったまる系。文章のタッチが易しめで、難しい言葉をあまり使ってな

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