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「意識」より環境整備で効率化

責任者クラスのスタッフが部下を指導するとき「意識してください」と言いがち。

「もっと意識して取り組んでください」など、
ついつい仕事の指導のときに言いがちです。

「意識」てなんでしょう?
わたしは目に見えない指導は、指導にならないと考えています。

何かスタッフがミスをした時。
勿論、ヒューマンエラーから始まるのですが、
そもそもミスが起こりやすいプロセスになっていたり環境が整っていないからミスが起こります。

仕事の仕方で暗黙の了解になっていることが多くありませんか?
「こんなのできて当たり前でしょ」
というもことも相手にとっては、
「教えられてない」ものもたくさんあります。

たまたまそれまでミスが起こっていなかったことだけ。
そしてミスが起こった時に相手の「意識の低さ」のせいにする。

これは完全に環境か整っていないから、
ミスが起こるパターン。

目に見えない「意識」を指導するより、
目に見えて確認できる仕事場にすることが好ましいです。

「必ず書類に押印するように意識してください」

と言うより、
「読んだら押印」
と1枚紙を壁に貼れば良い。
たったそれだけのこと。

これを人の「意識」という見えない力に期待するからミスが起こる。

まずは仕事を視覚化。
単純なことですが小さな会社は意外に疎かにしがち。
スタッフの人数が少ない分、
勝手に暗黙のルールだと思いこんでいるケースがある。




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