すきなものの話。|モノづくり~「フォルケホイスコーレ」
絵を描くこと、
文書を紡ぐこと、
手を動かして何かを作ること、
なんだかんだ昔から好きだった。
ざらざらのチラシの裏には、必ず落書きしてたし、子どもなりに漫画描いてみたり、夏休みの宿題の定番・作文/読書感想文は、楽しかった。(自分の心に浮かんだことを、しっくりくる言葉や表現に当てはめたりするのは、なかなか根気のいるものだったけれど。あ、あと基本的に原稿用紙に手描きというのはPC触ったことがない当時の私でも、しんどかったな笑
そういや、家族旅行先でみたモネの絵画から着想を得て、モネと自分との出逢い~モネの世界観について、自分なりの解釈を文章にしたこともあったっけ。市の作文集みたいな冊子に載せてもらえて、その中で「随想文」というジャンルに区分けされていて。へ~これ随想文っていうモノになるんだーと思った記憶がある。たぶん、実家に冊子あるんじゃないかな。
手を動かすことーーフェルトマスコット作りに熱中した時があった。ベネッセの問題集と一緒に送られてくる冊子の中で、手芸が趣味の女の子の記事が載っていて、それがとても楽しそうだったから。近所のお店に、フェルトや綿を買いに行って、何かしら作ってた。母から大きな布地をもらってクッションを作ったこともあったなぁ。布地(特にあたたかみがある生成り、北欧系のファブリック柄・・・!)は、大人になった今でもやっぱり惹かれる。
七宝焼き作りに、母やいとこと行ったこともあったっけ。色んな色の金属が高温で溶け合って、いい意味で期待を裏切るようなモノが出来る、その感覚がなんだか面白かった。あと陶芸(ろくろは使わずに、手びねりだけど・・・)もやったなぁ。
なんで急にこんなこと書いているのだろう、って感じだけれど。
すきなもののことを、改めてすきだと感じている今、自分のためにこれを書き留めておきたくなって。自分の原点・・・というのかな(いや、原点はコナンかも)
フィンランドで出逢った友人らが、デンマークの「フォルケホイスコーレ」に留学しようとしている。全寮制の成人教育機関で、文学・語学から、工芸・・・などと様々な分野を学ぶことができるのだ。
■「フォルケホイスコーレ」について 参考記事
デンマークの自由すぎる教育機関『フォルケホイスコーレ』が個人と社会を幸せにする理由
北欧をテーマにしたWEBマガジンは良く目にする気がするけれど、本サイトはデンマークに着目しているらしい。
【EPOOH MAKERS デンマークに聞く。未来が変わる。】
もっと詳しく知りたいので、トップページを記載させて頂く。
友人Nは「陶芸」、友人Cは「彫金」を学びたいという。
楽しそう。私が真っ先に感じたことだ。私自身も、今すぐ・・・とは思っていないがとても興味がある世界。一度北欧に足を踏み入れたら、あの他の民族をも受け入れる自然な空気感に魅せられてしまうんだ。そんな空間で何が起きるか?想像するだけで面白くてぞわっとする。
instagramでも少し関連したことを投稿していたのだけれど、
「陶芸」「彫金」・・・その他にお花にも興味がある。あと盆栽。笑
あ、着物にも興味ある・・・!
自分で作った器に、花を生けたり、盆栽×ドライフラワーなんてやってみたら面白そうだなぁ。そんなことをふと思った。なんか楽しそう、そんな軽い気持ちだけど、その軽い気持ちが案外大切な気もする。
あ~デンマークについて、ちょうど今読んでいた本があるから、余計に「フォルケホイスコーレ」・・・気になってきた・・・!
北欧の洗練された空気と、あふれ出る職人気質感にどんどん惚れ込んでいます・・・ 色々クリアするものはあるだろうけれど(汗)「学習欲」の私にはぴったりでは?!
WHAT IS FOLKEHØJSKOLE?
フォルケホイスコーレとは、北欧独自の教育機関です。
フォルケホイスコーレの特徴は、試験や成績が一切ないこと、民主主義的思考を育てる場であること、知の欲求を満たす場であることです。
加えて、全寮制となっており、先生も含めた全員が共に生活することなども代表的なフォルケホイスコーレの文化です。
生徒はみな国籍関係なく国からの助成金を受けることができ、学費の一部を払うだけで入学できます。
もともとフォルケホイスコーレは、哲学者であり教育者でもあるデンマーク人のグルントヴィが「すべての人に教育を」というコンセプトのもと、主に学校に通えない農家に育った人などを対象に創設しました。
やがてもう一人の創始者と言われるクリステン・コルがフォルケホイスコーレを今の民主主義的教育メソッドに変えたと言われています。
1844年に最初のフォルケホイスコーレが開校しました。20年後、64年のシュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争に敗れたことで市民の間で「知」への欲求が大きく増加し、
67年にはおよそ20校が、その50年後には68校がつくられました。その後も学校数は少しずつ増え続けますが、2007年ごろから不況により統廃合が行われ、
現在では1918年時点とほぼ同数の70校前後があります。
統廃合された結果今残っているものの多くは、特定の分野に特化し個性を持った学校です。
特化された分野はアート、スポーツ、哲学、福祉など様々ですが、今でも創始者の目指した知を蓄える場所であることや、
民主主義を育てる場所であることはどの学校も一貫して守られています。
民主主義的思考を育てる場であること、知の欲求を満たす場であること・・・このフレーズが最高にそそられる・・・。
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