【詩】Sphere
近寄ってくる
耳に聞こえない音
手を広げて息を殺しても
感じない音
降り注ぐ光
目には見えない線
メガネをかけても見えはしない
全てわかったような顔をする
人間をあざ笑うかのように
地球はゆっくりと
わがままな人間の
首をしめていく
人間のために
地球と言う単位
世界を牛耳っているような
そんな話し合いが
みんなの知らないところで
ひっそりと行われて
動かす
地球はそんな人間の
考えの及ばぬところで
ゆっくりとこれからの未来を
見据えたように
人間の思い通りにいかせない
自転しながら無言で
見えても聞こえてもいないものを
置き去りにして
お金と権力にものを言わせて
地球をうごかせるのなら
火星の明日も教えて
地球は人間の思い通りにはいかない
これから先
浅はかな人間たちは
それを知ることになるのかもしれない
神のような気になっている
勘違いしている人間たち
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