【詩】夢吹雪
機械仕掛けの想像
吹いてもいない風の残像
心のこもっていない
優しさの実像
せせらぎから川になる水
清らかな透明が
少しづつ混濁していく
学ぶわけでも
教えられるわけでもない
少しづつ汚れれば
生きやすくなるなんて
風の噂
気流に乗る紙吹雪
夢に見る未来の先々
良いことばかりの鍵
歩を進めてみなければ
わからない労力
持っていたはずの
未来への地図
大きい夢を掲げても
小さい山を越えなければ
ならないことに
気が付くのは
歩いて少したってから
甘くないのはわかっていても
少しばかりは思い通りに
なると思ってた
何をしても夢に
近づいた気がしない
掲げた夢は見当違いと
破り捨てる
今まで何のためにここに来た
千切れた夢を拾い集め
セロテープで貼り直す
苦労しないで順調に行くのが
いいとは限らない
回り道でも苦労を重ねるのが
いいかもしれない
回り道も悪くない
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