【詩】はじめから
どこにも行かない安心は
次の何かを探すスイッチになる
手元に理想の輝く人が居れば
それは安心の印
短いハネムーンの青空
ころころ変わる
理想の人の評価は
明日には地に堕ちる
その次の日には太陽のように
毎日送るプレゼントと
手をつないで離れないための
優しい言葉は流暢
離さない
決して離さない
頭の中で巡る言葉は
地獄のメロディ
自己憐憫は昔からずっと
カバンの中に入れて
いつでも出すことが可能
すがってしがみついて
はじめからわかってる
愛じゃない好きとも違う
粘着質に手を離さないだけ
心配と言う名のカードも
居なくなると言うカードも
いつでも出せる
混乱させて戻ってくるように
しむけるのは
約束事ではなく
思い通りになって欲しい
地上最大の希望
意地でも離れるなら
スペアを見せつけるように
こっちが去ってやる
傷つけられたって?
傷つけられたのはこっち
追いつめられたのもこっち
孤独にされたものこっち
酷いのはそっち
いつだってこっちは悪くない
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