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マルチポテンシャライトに必須!生産性を高める方法4つ

マルチポテンシャライトさんの場合、その性質から、人生や仕事になんらかの「多様性」を必要としているはずです。

マルチポテンシャライトについて詳しく知りたい方は過去の記事をどうぞ。

そんなマルチポテンシャライトさんにとって、生産性は強力な武器になるはず。

いつでもワクワクするやりたいことが尽きないマルチポテンシャライトは、すべてのやりたいことに目いっぱい力を注ぐために、生産性をあげてうまく乗りこなしていってほしいなと思います。

マルチポテンシャライトを提唱したエミリーワプニックさんの本にも、マルチポテンシャライトが生産性をあげるための4つの考え方を示してくれていますので、私の体験談もふくめて紹介していきます。

ただ、マルチポテンシャライトは、その興味の発現数や、期間などはかなりバリエーションがあり、生産性を上げるやり方もそれに沿って調整したほうがよいと思うので、それぞれ自分にあったやり方を見つけるヒントにしてみてください。

何に取り組むべきかを知る

どのポテンシャルを伸ばすべきなのか…。マルポテさんなら悩ましいところです。

やりたいことも好奇心もたくさんあれども、物理的な時間は限られていて、一生をかけてもすべてのことはできないから。

ただ、なにかを選ぶとするならば、その時一番やりたいことを選ぶことが結果的にはいいのかなと思います。

なぜなら、何かを選んだ結果、起きる未来を、前もって完璧に予測することは難しいから。過去も未来も、今の時点でコントロールできないことだという点では同じです。むしろ現在だけが、確実に起きている事実で、自分が変えられることだともいえます。

今やりたい・ワクワクすること――これが何年なのか何か月なのか続くのかはわからないけど、それに熱中した先に次の新しくワクワクするテーマが見えてくるはず。

★セルフチェックワーク

今、取り組めそうなプロジェクトを優先プロジェクトか待機プロジェクトのどちらかに分類しましょう。

  1. 優先プロジェクトには、今ワクワク感があり、積極的に取り組んでいることをいれること!仕事、個人的なプロジェクト、勉強中のテーマ、楽しい活動など

  2. 待機プロジェクトには、ワクワク感を覚えてはいるが、今積極的に取り組んでいないことを入れる!時々していること、休眠中のプロジェクト、まだ掘り下げ切っていないアイデアなどなど。

この作業は、ワクワクするものを思い出して、頭にとどめておくことになります。

やらないといけないことに忙殺されて、本来手をかけたいことに時間をとれるようにこのリストを適宜更新しましょう。

そのとき、優先プロジェクトは、文字通り優先させるためにも、1~5個に抑えておくほうがいいかもしれません。もちろん、5個以上でも心地よいければ、自分の感覚を優先したほうがよいでしょう。

優先プロジェクトと待機プロジェクトは相互に移動させることができます。

例えば、優先プロジェクトが少なくなってきたな、と思えば、待機プロジェクトから新たに優先プロジェクトに移動させたり。

逆にちょっと優先することが多すぎ!となれば、いったん待機リストにもどしたり。

もし、待機プロジェクトなど、優先プロジェクト以外のことに取り組みたくなったら、30分、1時間など時間をきめて、なんでも自由に取り組める「頭のリフレッシュ期間」を作るのがおすすめ。その時間内は、全然生産的じゃないことをしてもかまわないと自分を許すこと!

時間を作る

さて、やることが決まれば、時間を作りましょう。

とはいえ、忙しい現代人はなかなか時間を作るのは難しいはず。時間を作ることも含めて、自分にはどんなやり方があっているのか、徐々に調整していきましょう。


まずは、自分がどんなバイオリズムで生活しているのか観察してみましょう。

朝型?夜型?

一日のうち頭が最もよく働き、集中できる時間帯はどこ?

一回当たりどのくらいの感覚で休憩をとるか?

なんとなく、今までの自分の生活を見ていると、この時間帯は全然話にならない…。とか逆にこの時間からなら集中できる!などがわかると思います。

自分のバイオリズムによって、特に優先したいプロジェクトは頭がさえてる時間に進めるようにしましょう。

もし、あらかじめスケジュールを決めておくほうが集中できるなら、ざっくりとしたスケジュールを決めておいてもいいかもしれません。

10月24日のタイムスケジュール(例)

7:30-10:30:ブログ執筆

10:30-12:30:会社の設立

12:30-13:30ランチ

13:30-15:30試行錯誤の時間、仲間とのMTG

15:30-中国語の勉強

もし、スケジュールは柔軟に決めたい!という人であれば、

  • 一番取り組みたいのはどのプロジェクト?

  • 一番さしせまっているのはどれ?

  • とにかくやらないといけないプロジェクトはどれ?

このあたりの質問で、今日取り組むことを決めます。

決めたら、それ以外のことには時間を割かずに集中して取り組みます。

集中がきれたり、勢いが途切れたりするまでやり続けること!

そして、一旦区切りがついたら、また選びます。

  • 休憩して、また続きをはじめる

  • 完全にやめる

  • 別の優先プロジェクトにうつる

もし、今の生活に、優先プロジェクトをさしはさむスキがない!という人は、「できるときにできる限りやる」がいいでしょう。

お昼休みの時間帯だけ、朝2-3時間早起きしてその分だけ、など少し無理してしまうかもしれませんが、ランチや週末など、時間が取れるところを確保しましょう!

Time to say Good bye(さよならのとき)

生産性を高めるためには、ムダな時間を減らすこと。すなわち、やらないことを決めること。

マルチポテンシャライトさんにとってやめることは、終わりのはじまり。つまり新しいことを始めるチャンスなのです。

マルチポテンシャライトさんが仕事を辞めるときは、仕事が大変になったからやめるのではなく、仕事が朝飯前になったらやめるのです。

楽しくて、わからないことが多く、やりがいもワクワク感もあった仕事も、段々要領を得て、新しく追及する部分がなく興味が失せた時、ある意味その目的を果たしたといえます。

自分自身の終着点、これはもしかしたらプロジェクトの完遂かもしれないし、クリエイティブに表現することかもしれないし、人によって様々です。

でも確実に、自分にはその時が分かります。

一番わかりやすい指標は、退屈です。

注意しないといけないのは、退屈とよく似た症状の「抵抗」と間違えやすいということです。

退屈も抵抗も、恐れやそわそわ、落ち着かない感覚、不安といった気分になります。

ここで、退屈と抵抗を見極めるポイントをご紹介します。

  • 退屈と抵抗では心身の感覚が違う。退屈は、じわじわと徐々に意識が高まる。達成した/必要なことは学んだ/やり遂げた。一方、抵抗は「今すぐ辞めたい!」と突発的に気持ちが湧き上がる

  • プロジェクトのことを考えると、恐れのなかにも楽しみ、ワクワク感が少しでもあるかどうか?あるなら、抵抗。ない場合は、退屈。


仕事にとりかかる

やることは決まったし、時間も確保した。さあ、あとはやるだけ!

でも始められないときはあります。

そうしたときはやり始めるテクニックが必要かもしれません。

すでに自分の日課がある人はそれでいいですが、そうしたものがない人は参考にしてみてください。

  • 瞑想:簡単なようで難しい。今ここに集中する儀式。最初は瞑想導入用アプリとかもいいかも

  • 運動:うだうだ考えてやり始められなかったら、運動しちゃうのもおすすめ!ジョギング、ウォーキング、水泳、ヨガなど。簡単なストレッチを10-15分やるだけでも結構効果あり。

  • 環境づくり:集中できる環境を作る。音楽を流す、机の上を整理する、きちんとした服を着て気合を入れる、キャンドルをともすなど。

私は、家で仕事をする日は、ストレッチをしたり、やることを声に出したり、キャンドルをつけたり、机を片づけたりしています。

もう一つ大事なのは、時間を決めてみること。

タイマーをセットして、このタイマーが鳴り終わるか、プロジェクトが区切りを終えるかまで集中する、と決めるなどです。

まずタイマーさえセットすれば、大丈夫なはず…!

さいごに

いかがでしたか?

マルチポテンシャライトさんには星の数だけその特性があるので、ここまでご紹介した例をうまく自分なりにアレンジして生産性をあげて楽しくプロジェクトにとりくんでいきましょう!

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