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子どもを信じる

ここんとこ、なかなか北海道らしい初夏のお天気にならず、ぐずぐずしてます。
それでも、小学校は運動会、中学校は旅行行事と、1学期も慌ただしさを増してるのではないでしょうか…
水曜日担当 公認心理師でたいわ士の高杉ゆう子です。

さて…先日の↓

トラさんの記事から思うコト…

そうなのよ。
子どもたちって、大人が考えてる以上に、想いを巡らせてるし、考えてる。
それを表に出すことや、表現することを許してないのは、大人なんじゃないか…と、思うのです。

管理するためには、ある程度のルールや束縛が必要なのもわかる。
事故が起きたり、命の危険が及ぶのは本意じゃない。
でも、子どもたちって、そんな大人の根底の想いを的確に掴んでると思うのです。
あなたの「いのち」が大切だから…
と、いう気持ちが根底にあるなら、そう伝えた上で、ルールを守るように約束したらいい。
でも、大人って、意外にルールを守る理由を告げない。

また例えば、コントロールしたい…そうすることで大人が安心したい場合などは、
的確に、その状況を、頭じゃなくて心で感じてる。

そしてある日、自分は機械でもないし、管理される生き物ではない‼️
って、自分を取り戻し始めるんじゃないかと…
それが、問題行動と呼ばれる振る舞いや、不登校として現れるのではないかと思えて、仕方ないのです。

今、子どもを取り巻く社会問題は、子どもの問題なのではなく、大人のキャパの小ささが招いてる気もして…

だからどーすりゃいいか…は、私も答えを持ってるわけではないのですが…
大人の凝り固まった概念や、枠を、リフレームする作業も同時に必要なんじゃないかしら…
と、思ったりするのです。

そしてそれは、彼らにとったら幼少期から始まってて、長い間に積み上げられた想いが、心の深いところにあるのかもしれないなあ…
と、考えたりするのです。

前段で、どうしてルールを守る必要があるかの理由を言わない…
って書きましたが、
保育園に行き始める頃も、なぜ保育園に預けられるのか、いつまで預けられるのか、どのくらいで迎えに来るのか、だいたいの親は告げないですもんね。
小さいという理由で…

でも、子どもたちはわかってるし、親がどんなことを訴えようとしてるのか、心は感じてる訳ですよ。
自分の気が逸れた間に、全力で信頼してる親の姿がいなくなったら、そりゃ、不安にもなるでしょうよ。
それは、大人が見ず知らずの言葉も通じない土地に行って、信頼してるガイドが行方不明になるのと同じ。
そんなことになったら怒るでしょ❓
子どもだって同じなんですよ。

まず、大人か自分らしさを取り戻そ。
そしたら、彼らがなぜ問題行動と思われる振る舞いをするのか…
言うことを聞かないのか…
わかるかもしれない。
自分を大切にできない大人は、子どものことも大切にはできないと思います。

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