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[大学生旅日記]戦争の悲惨さがわかる博物館

普段は博物館などに興味を持たないのですがこの博物館だけはとても興味を持ちました。それが戦争証跡博物館です。

戦争証跡博物館はベトナム戦争の歴史を綴る博物館です。主に写真が飾られていてこの戦争の悲惨さを写真が物語っています。

ベトナムと聞いて最初に思いつくこと何ですか?私はベトナムと聞いてベトナム戦争が思いつきました。

歴史の勉強が得意なわけではありませんでしたが近代史には中学時代からずっと興味がありました。そんな中でベトナム戦争のリアルが見れるこの博物館に私は圧巻されました。

そもそもベトナム戦争とは何かについて簡単に話していきます。

ベトナムは当時北ベトナムと南ベトナムに分かれていました。冷戦時代にアメリカが南ベトナム、ソ連が北ベトナムを支援してさらにそれぞれの陣営に諸外国が加わり戦争をしたのです。冷戦は冷たい戦争と呼ばれアメリカとソ連が戦争をするのではなく代理で他の国が戦争をしていました。ベトナム戦争もその1つです。戦争は泥沼化して1973年にベトナム和平条約が結ばれアメリカ兵の撤退が開始されました。その後サイゴンが没落してベトナム戦争は終結し南北統一されました。

ベトナムという国は今から約50年前まで戦争をしていて、その戦争で何があったのか写真に納められていて自分が学校で学んだことだけでなくこの博物館に来たことで学んだことも多くありました。

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この写真はベトナム戦争によってアメリカが枯葉剤を撒き木がなくなっている写真です。枯葉剤によってゲリラを発見し食料をなくすためが目的でしたが、ダイオキシンによって形が変わって生まれてくる子供がいたり、足だけが成長しないで育つ子供がいたり戦争から50年経過した今でもこのような人が多くいます。

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この写真はベトナム戦争の世界に残虐さを全世界に示した写真です。この写真は村から道路に村人が逃げ出してきた写真です。ナパール弾を村に落とされ高温によって服を脱いでいる女の子もいます。

この写真はベトナム戦争がいかに民間人を巻き込んだ残虐なものであるのかを示した写真でもあります。

酷い写真はたくさんありましたがここでは載せるのをやめます。もし気になったら是非足を運んでみて下さい。

学校で習ってはいてもベトナム戦争の全てが見られる経験は日本ではできないことでベトナムに来ないとできない経験です。日本も世界で唯一の被爆国であり戦争は起きてはならないと小さい頃から学んでいますがここまで実際に近い写真や映像を見れる機会はないと思います。ベトナムに行った際は行ってみてください。







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