同時空コミュニティ形成ツール「Koiney」
クリエイターエコノミーをぶち上げていきたい会社をやっているHarryです。「自分がやりたいことをして生きていける世界」作りをビジョンに、forCreators Inc.という会社を経営しており、このnoteでは「Koiney」というサービスの紹介をさせてください。
音楽ライブや野球観戦、美術館など、「オフラインでの体験」が好きな方にはぴったりなサービスですので、ぜひ最後までご覧ください!🙌
要約
Koineyという「同時空コミュニティ」を創れるプラットフォームを作っています。
音楽ライブなど、同じ場所で同じ時間を過ごした人同士が、ライブが終わった後にKoineyでつながり、コミュニティチャットを通して感想戦ができるようになります。
Koineyを通じて、デジタルを活用したオフライン体験のアップグレードや、荒れない匿名チャットのあり方、新しい思い出の記録手段を開拓していけると考えています。
リリースにあたり、音楽やスポーツ・展示会などオフラインの様々なイベントの会場主さん・オーガナイザーさんと実証実験をしていきたく、ご連絡をお待ちしております!
少し長め(4000字)ですが、5分だけください!
同時空コミュニティ形成ツール「Koiney」
どういうサービスなのか。簡単に説明すると、
今晩のYOASOBIの武道館ライブを見に来た人
正月三が日に浅草寺へ初詣に来ている人
今日後楽園ホールでK-1を観戦している人
今日明日開催される東京ゲームショーに来ている人
今日登校しているXX高校の学生
今晩あの会社で行われる外部セミナー・交流会に参加しに来た人
今朝成田空港に到着した旅行客の方々
などなど…
アプリ内でイベントを設定し、
指定した条件(いつ・どこにいた人)を満たした人だけが、
LINE OpenChatのようなチャットルームに入ることができます。
テキストや写真を送り合って、ライブなどでの感動の共有や情報交換が楽しめます。
一度入れば、自分からチャットを抜けない限り思い出として残り続けます。
なぜ作ったのか?
仕組みとしてはかなりシンプルなのですが、個人的にこのアプリが面白いと思っている理由は大きく4つあります。
1. 陰キャであるが故の機会損失の解消
Koineyは勇気を出さずとも隣にいる知らない人と話すためのツール
そもそもKoineyみたいなサービスが欲しいと思った原体験は、音楽ライブです。
僕自身アーティストの音楽ライブに行くのが大好きで、浪人中にはももクロにハマり、大学一年の時とかは夏から冬にかけての5ヶ月で30組以上のアーティストのライブを観に行ってました(暇)。今でもライブのためだけに鹿児島から札幌まで遠征するほど「あの空間」が好きなのですが、ライブが終わると、寂しさ、虚しさ、興奮、色んな感情に纏わりつかれるわけです。毎回。
その捌け口にTwitterで同じライブに行ってる人のツイートをハッシュタグで探してみたりとか、セトリを順番にSpotifyで聞いたりして"浸る"わけですが、誰でもいいからその溢れ出る思いを共有したいなって思いますよね。
いるんですよ、同じ会場に、ベストな人材が。なんならあなたの隣の席に。
せっかく同じアーティストが好きで、同じ興味を持って、同じ体験をしてる人が隣で同じライブを見ているのに、そんなベストな人たちに話しかけて、「いや〜最高でしたね」なんて感動共有してスッキリ解決!
とはならないのです。
なぜって、、、僕は「陰キャ」だから。
皆さんも思いませんか?音楽ライブに限らず、スポーツ観戦、テーマパーク、映画館、展示会とかとか、、、
別に仲良くなりたいわけじゃないんだけど(陰キャ風)、同じ体験を共有した人と、名前を隠した状態で、ただただ感情を共有しあえたら、もっとその場の体験って楽しくなると思うのです。世の中の多くを占める陰キャ勢に手を差し伸べ、より体験が彩るサポートができるサービスにしていきたいと思っています。
2. 共通点が見つかれば急に親近感が湧いて仲良くなれる
Koineyは親近感というベールで匿名性だけど棘がない会話を実現する。
Koineyでは、チャットルームに入る前に、自分でプロフィール写真やニックネームを自由に変えられるようにしています。つまり匿名チャットなわけですが、少し怖いイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
Twitter含め、匿名チャットとか掲示板のサービスはいっぱいありますが、匿名性は諸刃の剣で、最近は悪い面がかなり前に出てしまっている気がします。Twitterの炎上などを見ていても、匿名という装備に守られたセーフティゾーンから歪なコミュニケーションをする人が多すぎて、すごく生きづらいですよね。
僕は、この歪なコミュニケーションも、チャットの中にいる人との共通点を自覚し、親近感が芽生えることによって、解消されるようになるのではと考えています。(詳しくはこちら👇)
Koineyでは、同じ時間に同じ場所にいた = 同じ体験をしている、という共通点を持つ人だけを集めることで、「ワンチャン隣にいた人かもしれない」「自分と同じものが好きな人たちだ!」という親近感を与えることで、匿名なのに、棘がなく熱量の高い良質な会話がなされるのではないかと期待しています。
3. 興行系のイベントはOMOが進んでいない
Koineyはライブや観戦などのオフライン体験をアップグレードする
最近のサウナブームは「デジタルデトックス」ニーズを反映したものだと考えてる派なのですが、それほど現在の私たちの生活における全ての行動がスマホに頼り、切り離せなくなっていると言っても過言ではありません。
「OMO (Online-merge-Offline)」 という概念がありますが、今の生活はほとんどが「アフターデジタル = デジタルがリアルを内包した世界」になっています。
OMOは企業側の目線でマーケ用語として使われることが多いですが、「リアルの体験(UX)をオンラインを交えてより一層快適にシームレスにする」ことが重要という意味だと捉えています。つまり、デジタルに内包され、全てのオフライン体験はアップデートされるタイミングなのです。
一方、音楽ライブやスポーツ観戦、演劇など興行系のイベントを中心に、リアルの場所をともなう娯楽は、まだまだOMOが進んでいないと感じてます。
厚生労働省が出している「デジタル化による生産性向上のすすめ」(令和5年3月)という資料がありますが、そこで語られている映画館などの興行場営業における売上増のためのデジタル活用のすすめは、AR/VR を活用した館内イベント です。やれるのであれば全然いいんですけど、そういうことじゃない感がすごいわけです。
それよりも、映画スクリーンごとに匿名チャットが開設されて、映画が終わった後に、一緒に見てた人とカジュアルに感想を語り合える、の方がより現実的でワクワクしませんか? これのOMO体験があれば、家でNetflixで映画を見るのではなく、わざわざ映画館に足を運んでみる意義が増すのではないかと思っています。
4. チャットで蘇る思い出の可能性
「位置情報×チャットログ」が次の思い出保存手段に。
僕は、過去の体験を一番鮮明に思い出せるのは、写真でも動画でもなく、LINEなどのチャットログではないか? と思っております。(詳しくは下記note見てください!)
Koineyでは、一度その場所と時間の条件を満たしてチャットに入れば、自分から抜けない限りはずっとチャットログが残っていきます。
Koineyを眺めていれば、
今まで自分が参加したイベントや出来事を、地図上からチャットデータで思い出すことができる
懐かしくなったらその時に繋がった人に気軽に話しかけて思い出話を楽しめる
そんな体験を作っていきます。
「どっか遊びに行くならKoineyでイベント化してログを残しておこう」って思ってもらえるようなインフラになることを目指し、サービスを作っています。
リリースに向けたアライアンス先を募集してます!
長々と説明してしまいましたが、このサービスはすでにApp Storeにいつでも公開できる準備ができています。
β版の公開に向けて、イベント会場主さん、イベントオーガナイザーさんと一緒に、特定のイベントや場所に絞って局所集中的に使って遊んでみてくれる方を増やしていきたいと考えています。
音楽: ライブハウス、ライブオーガナイザー
スポーツ: 競技場(サッカー、野球、格闘技など)
芸術: 劇場や美術館など
展示会: 展示場やコンベンションオーガナイザー
デパート
観光地 (日英中国語対応してるので、外国人観光客にも使ってほしい…)
テーマパーク (今日ディズニー来てる人、とか)
幅広いオフラインにおける体験のアップデートを、事業者様と議論しながら一緒に作っていけたらと思っています。
上記以外にも、アニメの聖地巡礼に実際に行った人だけのコミュニティを作ってみたり、その場所に行ったことがある人、というコミュニティを作っても面白いと思っており、色々な活用例を探していきたいと考えています。
事業者様向けの価値提供も用意しているので、少しでもご興味持ってくださった方、相性が良さそうな先をお繋ぎいただける方いらっしゃいましたら、ぜひお気軽に僕のTwitterまでDMください!
P.S.
Koineyの他に、大喜利が上手い人がお金を稼げるようになるプロジェクト「ZABTON」も絶賛開発中です。
弊社にご興味持っていただけた方がいらっしゃれば、いつでもご連絡お待ちしてます!!
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