自分を愛するってとってもめんどくさい！

自分を愛することって
はじめは、自分にとてもとても優しくすることだと思ってた。
自分が許可していないことを許可してみる。
「〜したい！」→「〜する！」
食べたいものを食べてみる！
やりたかったことをやってみる！

もちろんそれも大切なことだった。

生まれてはじめてマカロンを買いに行った日は、なんだかいつもよりお姫様になった気分だった。
大人になって恥ずかくて乗れなかったブランコだけど、思い切って乗ってみたときはとってもとっても気持ちがよかった。

自分なんか、
もう大人だから、
の仮面を外した瞬間はほんとうに心地よかった。

最近、自分を愛するというのはそういうことだけじゃないと実感する。

心地よい自分でいるために
好きと思える自分でいるために

今までこわかったり、勇気がでなかったりでスルーしていたことと向き合う
今まで楽だからという理由でなおざりにしていた自分に「手間」をかける

それは単純に嬉しい！心地よい！だけではない。
いつだって不安とこわさ、臆病な自分との背中合わせだ。
いつだって怠惰で逃げたくなる自分との背中合わせだ。

やりたいことだってすぐやれることばかりじゃない。

わたしはたぶんおしゃべりが大好きだけど、同時に、話すことが苦手だ。
苦手だけど、それを克服した先に楽しい世界（おしゃべりの世界）がまっているとしたら
その苦手と向き合うことはきっと、自分を愛することの一つな気がする。

自分の意見を言うこともわたしにとっては自分を愛することの一つだった。
自分の意見を言うことはわたしにとってはすごくすごくすごく勇気がいる。
何か不満や理不尽に対して、そのままにしていた方が正直楽。不和も起こらないし傷つけあうこともない。でも、それが自分の犠牲の上で成り立つならば、そのツケはきっと最終自分に返ってくる。

それに
だれかの犠牲の上で成り立つ心地よさは結局崩れ去る。

「手間」をかけることも自分を愛することの一つだなって最近実感する。
手間ってめんどくさい。すっごくめんどくさい。
めんどくさいけど、その一手間ひとつひとつにちゃんと意味がある。
お惣菜じゃなくて手料理にするとからだが喜ぶ
ファンデーションブラシを洗うと次の日お肌が気持ちいいと叫ぶ
何件もまわって見つけたお気に入りの洋服は毎年のように出番が回ってくる

でも、それを実感するまでの道のりが如何せんめんどくさい笑。
ズボラなわたしは特にそう思う。

おわりに

自分を愛するってほんとうにめんどくさい

わたしの中でlovemyselfはもっとほわほわぽかぽかのイメージなのだけど

ほわほわぽかぽかはどこへ行ったのだ…！！笑

とはいいつつも心のどっかではきっとわかっている

これもまた

最終的にほわほわぽかぽかに変わる魔法なのだと。