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子どもは本当に「イマ・ココ」を生きてるんだな、と感じた2歳児との会話

 親子のコミュニケーション手法を学ぶ親業の先生が「子どもは、イマ・ココで生きてるのに、親はまだ起きてない先のことを勝手に心配して、怒ったり、イライラしたりしちゃうのよね〜」とお話しされてたのがずっと印象に残ってます。

 下の子2歳9ヶ月は、2歳半過ぎから話し始め、今おしゃべりが大好きな時期。ところが、最近、うまく伝わらないな〜と思うことが続き、冒頭の言葉を思い出してハッとしました。


「今日は雨降ってるよ!雨に濡れたら、風邪ひいちゃうよ〜風邪ひいたら悲しいな〜〜」
 ↓
子ども
(鼻の下に手を当てながら)「え〜〜(鼻水)出てないよー!」と、コートを着ないまま小雨が降る寒空の下へダッシュ……やめてぇ〜〜〜!

「椅子の上に立ったらあぶないよ!転んじゃう!痛い痛いだよ〜」
 ↓
子ども
「いたい、ない!あぶなくない!!」と、椅子の上でジャンプ……やめてぇ〜〜〜!

 ここでつい、「だめって言ってるでしょ!!」と怒りを爆発させちゃうと、子どもは大泣き&大暴れ……が目に見えてますよね……

 もちろん本当に危ない時はやめさせますが、あまりに最近こういう噛み合わなさが続くので、なんでだろう?と考えてみたら、「そっかーー子どもはイマ・ココで生きてるんだもん、今は寒くないし痛くないよな……仕方ないよな……」と、納得しちゃいました。

 ではどうするか?まずは一旦「能動的な聞き方」で受け止め(そっか、お鼻でてないんだね。そっか、痛くないんだね」)、その上で「わたしメッセージ」で私の気持ちを伝える(でも、やっぱり心配だよ。)をセットで話してます。

 納得してスッと行動を変えてくれる時もあれば、全然変えてくれない時もあります(笑)。でも、子どもの「イマ・ココ」自体は否定しないことが大事かなあ〜と思い、めげずに、「あくまでお母さんの気持ち」は伝えていきたいと思った出来事でした。

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