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前向きになれる合言葉、「シカ」じゃなくて「ニモ」!

 最近我が家で流行らせようとしてる合言葉は、「シカ」じゃなくて「ニモ」だよ!です。

 どういうことかというと……
 やや繊細ちゃん気質で小さなことでもすごくマイナスに捉えて泣いたり怒ったりが多い上の子に、ポジティブなものの見方も知ってほしいなと思ってはじめました。

 よく聞くコップの半分の水の話って知っていますか?コップに半分水が入っている時に「これしかない」と見るのか「こんなある」と見るのか、というやつです。

 【シカ】は、「これしかできなかった」「これしかもらえなかった」「これしかない」といった、マイナスな捉え方。

 【ニモ】は、「こんなできた」「こんなもらえた」「これある」と、プラスの捉え方。

 同じ事象でも、捉え方、言葉の使い方で真逆の印象になってしまいます。

 もちろん、悲しい気持ち、嫌な気持ちを無理に抑え込ませる必要はないと思うので、まずは「そっか、これしかできなくて悔しかったの?」と気持ちを受け止めます。

 その上で、比較的ライトな話題の時だけ「シカじゃなくてニモじゃなかった?」と聞いてみてます。(悲しい気持ちや怒りの気持ちがとても強い時には逆効果なので言わないようにしています。)

 4歳&7歳の子どもたちは、この合言葉を聞くと、そうだったそうだった!と、「ニモ」キーワードで話してくれたり、「これしかない!」と言ったあとにハッとして「ニモだった…」と自分から言ってくれることも出てきました。

 果たしてこのまま定着していくのか?ブームにならずに終わってしまうか?はわかりませんが、できる時だけ続けてみたいと思ってます。

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