あなたを生きる旅のお守り①
こんにちは。ただの大人、結木愛です。
旅、お好きですか?最近はなかなかお外に出られない日が続いていて、旅どころではないかもしれませんね。
どこに行こう、何食べよう、荷物は?お土産は?などなど、考えているだけでわくわくします。思いっきり旅に出られる日が来ることを願わずにはいられません。
よく、人生は旅に例えられることがありますね。
今回は、そんな「あなたを生きる旅」をするときに、お守りみたいにキャリーバックの中にちょんと入れておいていただけるといいかも!という記事です。
お守りは8つあります。毎回ひとつづつお話していきますね。
それぞれのお守りの効果効能もお伝えできればなと思います。
あ!いつものことですが、高価な壺や、石や、仰々しいお守りを売りつけることはございません!安心してお進みください!
✻✻✻✻✻
特別な場所に行かなくても、私たちは一日一日違う毎日を旅するように生きているのではないでしょうか。日々の目的地が同じことや頻繁に顔を合わせる人がいたとしても、出来事やそこに流れる言葉、感情などなど、一つとして同じ日はないのでは。人生という旅は、急な目的地の変更がしづらかったり、そもそも目的地どこ!?だったり、人間関係も濃密だったり、ガイドブックもないので迷うことだってあります。一人旅かと思えば、ツアー客を選べない団体ツアーの側面もあったり。
それならその旅の日々の今この瞬間を少しでもご機嫌に過ごせたらいいなと思いませんか?
あなたを生きる旅のお守り①
「状況を変えようとするより、自分の心を変えてみる」
「嫌なところからは逃げましょう」「離れましょう」などなど、SNSでよくみかけることはありませんか?
そのたびにモヤッとすることありませんか?
たしかに間違いではないのだけど・・・
そんなのはわかっとるわい!できるならやっとるわい!現実問題としてすぐに動けないんだよー!(ちゃぶ台ガシャーン!)というときに効いてくるのがこのお守りです。
<このお守りの効き目>
・変えられないものを変えようとして苦しむことが減る
・自分の感情をコントロールできるようになる
✻✻✻✻✻
・変えられないものを変えようとして苦しむことが減る
変えられないものって何でしょう。
学校、会社、生活、家族など、その環境は今すぐにはなかなか変えられないこともあると思います。嫌なら辞めろでは立ちいかないこともありますよね。
では、あなたに関わる人はどうでしょう。
例えば、嫌味を言う上司、言うことを聞いてくれない部下や子ども、自分のことをわかってくれない旦那さんあるいは奥さんなどなど。
その目の前の上司の人柄、言うことを聞いてくれない部下や子ども、旦那さんや奥さんの人となりをあなたが今すぐ変えることはできそうですか?
何か問題が起こったときに、ついついその相手や出来事をなんとかしようとしてしまう。そんなことありますよね。それでなおさらうまくいかなくなったこともあったかと思います。
人は、自分以外の人や環境が自分の思い通りにいかないとき、それを変えようとしてもがき苦しむのではないでしょうか。
さらにいうと、自分自身のことでさえ思い通りにいかないことも。そこにも変えられることと変えられないことがありますよね。
では、変えられるものって何でしょう。
例えば、「今度仕事でプレゼンしなきゃいけないんですが人前に立つと緊張してしまうんです」というとき、変えられないものは仕事・プレゼン・人前。変えられるものは、緊張してしまう自分。
「お姑さんのことを考えるだけで、イライラするんです」変えられないものはお姑さん、変えられるものはイライラする自分。
「子どもが勉強しなくて、腹が立つ」など、、、もうお分かりかと思います。
変えられるもの→自分自身の内面(心の持ちよう・感じ方)
変えられないもの→自分以外のこと(人・環境)
気に留めておくといいこと→自分と自分以外(人・環境)との境界線・どこまでが自分の領域なのかの見極め
自分は何を変えることができて、何を変えることができないのかを知ると、変えられないことにを何とかしようとしてもがき苦しむことが減るのではないでしょうか。
あなたを生きる旅は有限。変えられるものを知り、そこにアプローチしていくことで、変えられないものへの執着は少なくなって、旅はより鮮やかでリアルなものになるかも!
✻✻✻✻✻
わかったわかった!言いたいことはわかった!
で、それがわかったからといってどうしたらええねん!
ですよねー!では次の効き目にいきますね。
・自分の感情のコントロールができる
変えられるもの変えられないものがわかるとどんな変化が起こるのでしょう。もがき苦しむことが減るというのは前述のとおりですが、実はもう2つあります。それは、冷静な判断と勇気です。
変えられないものを冷静に判断することが、変えられるもの(自分の心の持ちよう・感じ方)へのアプローチをしていくための勇気になる。私はそう感じています。
何か問題が起こったときに、その出来事を自分で何とかする前に、自分の心の持ちようや感じ方、心の中を見つめなおしてみましょう。
例えば、上司がめちゃくちゃ怒るような人でも、その上司を今すぐ変えることはできません。きっとその人は何十年もその性格です。そこを変えるのは難しくても、上司が怒ったときにあなたが嫌な気持ちになったりぺしゃんこにならないように、自分の心を変えることはできます。
また、人が多い場所が怖いという人がいたとして、人が多いところにいかないようにするより、人が多いところでも怖くならないようにすることのほうが価値があることのほうが多いのです。
ここで、覚えておいていただきたいことがあります。それは、自分を変えていくというのは、相手が望むとおりにあなたを変えていくということではなく、変えられないもの(人・環境)に対して、あなたの心の持ちようや感じ方を変えていくということです。
もうね、しゃーないんです。変えられないものは。しゃーない。変えられるものを変えるしかないのっ(笑)
それなら、少しでもご機嫌にいたくはないですか?
あなたが変えられるもの(自分の心の持ちよう・感じ方)にアプローチする。何か問題が起こったときこれらの質問をあなた自身にしてみたください。
・自分の思い込み・価値観に執着しすぎてない?→それホント?ってツッコミを入れる
・今この瞬間あなたはどんなあなたでいたい?
・あなたが心地よいと感じるときは、あなたがどんな状態のとき?
あなたはあなたが望ましい・心地いいと感じる方に、感情をコントロールすることができます。だって、あなたの心の持ちようや感じ方は、「変えられるもの」どんな風にも変えていけるのですから!
✻✻✻✻✻
とはいっても!!すぐに気分を変えたいときはあります。
何か問題が起こったとき、この瞬間気分を変えたい!そんな時あると思います。ちょっとした方法を書いてみますね。
誰かの言葉に傷ついたとき、顔を見るだけで怖いと感じたとき、萎縮したり、緊張したとき。
そんな時にあわよくば役に立てればと。
・ある言葉を聞いて傷ついた編
今、あなたの中で再生されているその言葉。例えば「そんなこともできないなんてあんたバカね」にしましょうか。
ではその声を、ミッ〇ーの声で再生してください。そして早口にして、音を小さくして、それが遠くに離れていくのをイメージします。プ〇さんやド〇ルドでもいいですね。ドナ〇ドだと、のっけからもう何言ってんだかわからないです。早口にして音を小さくしてどんどん小さくして遠くへ離していってください。
・ある状況を見てモヤった編
見たくないものを見たとき、自分にとって不快だと感じるものを見たとき。
その状況の動きを止めてください。そしてカラーなら白黒に、さらに画像を小さくして、どんどん小さくして、視界の外にスワイプ!
もしくは、その状況の登場人物を全員ハシビロコウにして(その時点で動きが止まる)色を変えてサイズを変えてスワイプもいいですね。
(ちなみに私は登場人物を全員なか〇まきんに君さんにチェンジします。ありがとう!きんに君)
・顔を見るだけで怖い編
姿を見るだけで、心がざわついた、ぺしゃんこになっちゃったそんなとき。
その人の顔や姿を思い出したとき、実際に見た瞬間、鼻毛を生やしてくださいその方の顔や姿で特徴的なところがあればそこを誇張して、踊らせてみてください、ダンスミュージックは「さかなさかなさかな~♪さかな~を~たべ~ると~♪」でいかがでしょう。
職場でどうしても合わない人、ママ友など、その特定の環境で威張っている人も、そこから一歩外に出た瞬間からただの人です。おっさんでおばはんです。そう思ってその人のことを見てみるのもおもしろいですね。
3つのシュチュエーションを挙げてみました。ここで、少しでもクスッときたり、相手がちっぽけに見えたり、バカバカしく感じたらOKです。今どんな気分ですか?少しでも変化があれば大成功!
その思いが湧いてくるたび繰り返しやってみてもOKです。
次にその嫌な瞬間がやってきたとき、今よりも少しでもクスッとできたらもう大大大成功!
で、少し冷静になったら、前述の質問をあなた自身にしてみてください。
✻✻✻✻✻
ここまで、自分の心の持ちよう・感じ方へのアプローチを書いてきました。
が、、が、、、
それでも人は自分を変えたくない・・・。なんで私から変わらなきゃなんないの・・・。そう思う人もいるかもしれませんね。
ではここで、そんなあなたに私からの質問です。
「もし仮に人や環境が変わるとしたら、今あなたが”あなた自身にできること”は何ですか?」「あなたはどんなあなたでいたいですか?」
✻✻✻✻✻
いかがだったでしょうか。
あなたを生きる旅は、あなたが主人公の旅です。どんな旅にしていきたいですか?
その旅の途中、何か問題が起こったとき、それは変えられるものなのか変えられないものなのかを判断して、まずは自分の心を整えてから実際の行動に移すほうが、価値が高いと思います。
ただし!
全て自分から変えていくのではなく、状況や環境から変えたほうが価値があることだってあります。
例えば、「隣の家の木が倒れそうだから、その家の人に注意しに行く」とか。
今すぐに自分以外のことを変えられそうにないときは、自分のできることを見つけてそれをしてみるというのでいいと思います。そこで自分の感じ方や反応に少しでも変化を感じられたのなら充分です!
お守り①「状況を変えようとするより、自分の心を変えてみる」
今この瞬間、あなたはどんなあなたでいたいですか?
次回はお守り②についてお話しできればと思います。お守り②は、コミュニケーション中に起こる受け取り方のお話です。
あわよくば、どなたかのためになれば。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?