ベートーヴェンを毎日聴く26(2020年1月26日)
『ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第10番 ト長調 op.14-2』を聴いた。
作品の別名は、なんと「夫婦喧嘩」!
公式なものでは当然無いのだが、昔、しかも日本で、このように呼ばれていたことがあるという。
その理由が当然のごとく気になる。
「作品には2つの主義の争いがあり、それは男女の対話である」
シンドラーがこう書き残した、というのが発端らしい。
《ピアノ・ソナタ 第10番「夫婦喧嘩」》
もしかしたら、この作品が収録されたCDや、演奏されるコンサートのプログラムに、こんな風に記載されていたかもしれない。
そうならなくて、本当によかったと思う。
まあ、夫婦喧嘩でも、この作品で聴けるレベルであれば、可愛らしくて良いのだが。
そのくらい楽しく感じる作品である。
画像:Ben KerckxによるPixabayからの画像
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