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私が、摂食障害とともに辿ってきた軌跡⑬

みなさん、こんばんは。今日は、摂食障害経験者である私が、今まで辿ってきた軌跡 その13、について書きたいと思います。

私が、摂食障害とともに辿ってきた軌跡⑫ ⇩

ここでは摂食障害経験者である私の現時点での考え、特に私が経験したこと、今振り返ってみて感じたことを中心に書きたいと思います。

※これから書く内容は、私の経験と知識などを基にした考えであり、医療関係者や専門的な研究者などの診断基準や見解などを否定するものではありません。

摂食障害の経験を振り返って、今考えること

1 摂食障害のターニングポイント

これから書くことは、私の摂食障害の経験を振り返ってみて、もしかしたらターニングポイントだったのかもしれない、と考えることですので、必ずしもみなさんに当てはまるかどうかはわかりません。何かのヒントになれば、という思いで書きたいと思います。

「痩せたい」という思いは、多くの女性が一度は持ったことがあると思います。もちろん、私のように男(男性)でもそう思う方もいらっしゃると思います。その「思い」や価値観がいいか悪いかは別として(ここではその点については書かないこととします)、多くの方が思ったり、願ったり、目指したりしているのに、なぜ私も含めてみなさんだけが摂食障害になってしまったのでしょうか。

「痩せたい」という思いは、特に若い女性であれば、一度は考えることだと思います。ここまではみなさんも、摂食障害にならなかった方も一緒です。

実際にダイエット(多くの方は、何らかの食事制限による)を始めてみて、割と短期間でスルスルと痩せたみなさんは、きっと「意外と簡単に痩せられる!」と思ったことでしょう。⇨ ここが、一つのターニングポイントだと思います。

おそらく、摂食障害にならなかった方は「短期間でスルスルと痩せ」ないのではないかと思うのです。3日坊主だったり、なかなか痩せないので諦めてしまったり、あるいは食欲には勝てない!ということで「また今度」と先延ばしにしたり(これはあくまで私の想像ですが・・・)

つまり、摂食障害の入り口であった「ダイエット」に成功した、ということ。それだけの「実行力」「達成する力」があったということが、1つ目のターニングポイントではないかと思っています。この力がそれ程強くなければ、そこまで痩せなかったかっもしれません。

次に、その「ダイエット」は、終了することなく継続されていきます。以前の私を振り返ってみると「痩せよう」と思った時に「いつまでに〇キロ」などという「目標」設定がありませんでした。ただただ「痩せなければ・・・」という思いに駆られて、ダイエットを始めました。そして、それがだんだんエスカレートしていき、行き着く先は「昨日より痩せたい」になってしまいました。⇨ ここに、2つ目のターニングポイントがあると思っています。

つまり「継続する力」であり「やり抜く力」があったということだと思います。あるいは「完璧主義」的な傾向が影響したのかもしれません。私の想像では、そこまで続けられる方は、少数派だと思います。そして、いつの間にか「痩せること」に「食べること」の葛藤が加わって、摂食障害に陥ってしまったのです。ここでもし「目標設定」があって、それを「達成」したから終了、となっていたら、もしかしたら摂食障害にはなっていなかったかもしれません。

続きは、明日書きたいと思います。


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