人への「優しさ」を自分に向けることが出来たら少しは楽になれる、のかな
みなさん、こんにちは。今日は「優しさ」を、ほんの少しでも自分に向けることが出来ると心が楽になれるのではないか、ということについて書きたいと思います。
今朝、私の記事に「スキ」を付けてくださった「佐々木愛」さんの記事を読ませていただきました。
その中に、
どうすれば他人へのダメ出しをやめることができるのか・・・答えは、「自分に優しくなること」
という言葉がありました。その言葉にヒントを頂いて考えたことを書きたいと思います。
摂食障害真っ只中のみなさんは、おそらく「完璧主義」「非常にハードルの高い、数々のマイルール」「0か100か、白か黒かというグレーゾーンを許さない極端な思考」などに、がんじがらめに縛られてしまって身動きがとれない状態になってしまっていることと思います。
このような状態にあっても、物事が順調に進んでいる(うまく回っている)時はいいのですが、うまく回らなくなってきて(こなせなくなってきて)身体的あるいは精神的にキツいなぁ・・・などと感じた時には、
人への「優しさ」を、ほんの少しでも自分に向けてみる
ことが出来ると心が楽になれるのではないか、と思います。
例えば「食べること」。
一緒に食事をしている友達の過食嘔吐じゃない時に食べる物が、余りにもローカロリーの物だらけだったりしたら、
「もう少し栄養のある物を食べてもいいんじゃない?」って、言葉にしないとしても心の中では優しく声をかけてあげたりしませんか。
例えば「痩せること」。
十分痩せている(ように見える)友達が、100グラム単位で痩せようと必死になって、我慢を重ねている(ように見える)としたら、
「もう結果出まくってるし、十分だと思う。・・・それ以上痩せたら、倒れちゃうかも」って、心の中では優しく声をかけてあげるのではないでしょうか。
このような、みなさんの大切な人に対する「優しさ」を、友達と同じように「大切な」自分に向けることが出来れば。
ほんの少しでも「大切な」自分を「許す」ことが出来れば。
少しは心が楽になるのではないかと思うのです。
「完璧主義」のみなさんは、「完璧」を追求することや「マイルール」を一つづつこなすことで「達成感」や「満足感」を得て心身のバランスを取っている側面もあると思います。
ですから「出来る範囲で」「出来る時に」「出来ることから」始められればいいと思います。
今日もありがとうございました。
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