Vol. 11 ▶︎『1時間だけゲストハウスに滞在してみた』
京都 碁盤の目を歩いていると
大正時代からある町屋が。
「ただいま!」と思わず言ってしまう
日常型ゲストハウス。
【Guesthouse KYOTO COMPASS】
⚫︎京都府/西七条市部町
✔︎築100年近くになる町屋を改装した素朴なゲストハウス
✔︎ 京都駅までバスで約15分と、人気の観光地へのアクセスも便利
× 野上千津子さん
野上嘉之さん
千津子さんは、キャビンアテンダントとして航空業界で働き、その後京都のシティホテルで勤務。多くの出会いを通して、「旅する人」を好きになる。そんな旅人と交流ができるゲストハウスを建てたいと思うようになり、夫の嘉之さんを口説いて京都を舞台にゲストハウスを開業することに。
開業から7年目を迎える。
そんなゲストハウスの経営を行っている野上夫婦のstoryやexperienceを紐解く…
「おじゃまします」
interview
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なぜゲストハウスをはじめようと思ったのですか?
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ぱぱ(嘉之さん)が退職の時に、これからどう生きていこうって考えていたんです。本当は海外移住(マレーシア )を考えていたんですけど、現実的にそれは厳しいなと思って。
だったら行くんじゃなくて向こうから呼んじゃえばいいじゃん!って思って、日本でゲストハウスを開くことに決めました。
またゲストハウスは汚い、安い、クオリティもあんまり良くないというイメージがあったので、うちは快適でどんな世代でも泊まれるような空間を目指しました。
物件探しは丸2年かかり、諦めた頃に今の物件と巡り合ったのでママがここでやりたいと言ったので、僕もそれに乗っかって始めることにしました。
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大正時代からある建物
ここの古民家は大正時代からあり、今でいう人材系の会社が入っていました。
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旅人が創るゲストハウス━━━━━━━━。
Compassでは滞在するゲストに色んな情報やアイデアを貰ったりしています。これが形になったのは去年のコロナ禍の真っ只中で、海外のゲストさんたち(お客様の8割が海外のお客様だった)が一切入ってこれなくなった中で、日本のリピーターたちがコンパスの状況を心配してくださって、そのリピーターたちが私たちに「こんなことしませんか?」って数々の案を持ってきてくれました。私たちもそれに乗っかってコロナ時代に合わせたイベントを行ってきました。
そして去年の11月には関西大学の学生さんが1ヶ月かけてCompassに向けて今後の活動やイベントのアイデア出しをしてくれました。その中から私たちが採点させてもらって、実行に移すような取り組みもしてきました。
━━━━━素敵な活動をされていますね。ちなみにですが今のところどんな提案が出ているのですか?
今はインスタグラムを毎日発信しているのと、+でFacebookやTwitterでも発信するように心掛けています。このようなSNSを駆使して、「過去にこういう人が泊まってこういうことをしました!」とか、「来週にはこういう人が泊まります!」とプライバシー的なところで大々的にはできないのですが、そういうハードルをクリアできれば面白い企画になるのかなと思います。
━━━━━インスタやHPみていますが、SNSを使いこなしていますよね。
インスタを始めたのが去年の2月からなんです(笑) しかし泊まりに来る若いゲストさんから映える写真の撮り方、動画の撮り方、有効的なシェアのやり方など基礎から応用までを教えてもらいました。
あと若い人から提案によりクラウドファンディングを始めることになりました(笑)
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『古いモノは残してください、汚いモノはきれいにしましょう』
この町屋を改装するにあたって、デザイン上のアドバイスをしてくださった一級建築士の方とお話しする機会がありました。その人は「町屋を当時そのままの景観で保つのはどうだろうか」という提案をしてくださいました。具体的なアドバイスとして「古いモノは残してください、汚いモノはきれいにしましょう」。そこで「古いモノと汚いモノの見分け方は何ですか」とお聞きしたところ、「例えばこの建物内にもある梁(はり)は、100年間建物を支えてきて色も艶も古びているんだけどいい味を出していて、空間デザインにも使えるのでそれは残しましょう。しかし虫が食ってボロボロになった壁は汚いので直しましょう。そういういう考え方です」と教えてくれました。
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『挨拶はこちらからっていうのがモットーです!』
ここの建物と契約をした時に、ご近所に「初めまして、よろしくお願いします」と挨拶に行って、改装工事が入る前に「明日から工事始めます。よろしくお願いします」と挨拶行って、それが終わって「明日から営業開始します」と挨拶に行って計3回ご近所に挨拶回りをしました。日本やろうが海外でやろうがそういう気持ちを持てたらいいですよね。
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『ご近所さんには助けてもらってます』
上記のように気を使いながらも積極的にご近所さんとの交流をしてきました。それもあってかゲストハウスをうろうろされる海外のゲストさんを見つけてここまで連れてきてくれたり、時には周辺の観光地を案内までしてくれます。そういう意味ではご近所さんにはすごく助けられています。
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ゲストハウスを経営していくで、印象に残っていることを教えてください
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ゲストハウスを始めるにあたってOTA(じゃらん、booking.com、楽天トラベルなど)を利用して集客を図っていました。ほとんどの観光客は宿泊する際に口コミをみますよね。
経営していく我々こそ口コミにはかなり敏感になります。その口コミ経由で「あ!こういうところが良かったんだ!」とか時には「失敗したなー、もっとこうしておけば良かったな」と反省する時もあります。
今回は後者のことをあえて取り上げます(笑)
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日本では靴を表に揃えるのが良い習慣ですよね。でも韓国の人からみれば、それは早く帰ってくださいっていうメッセージとして受け取られてしまうそうなんです。そういう良かれと思ってやったことが裏目に出てしまうこともあります。
なので海外のお客様が多い分、各国の文化に合わせて接客する必要があるなと思いました。
いいコメントばかりだと天狗になっちゃうので、時々ガツンと厳しいコメントを貰うと反省に繋がるのでその時はショックですけど、変化が訪れるのはそういう時ですから。辛口コメントもすごくありがたいです。
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ゲストに応じたサービスを━━━━━━━━。
ゲスト一人一人に公平な接客をすることは大原則なんだけど、私たちはゲストに応じた案内、コミュニケーション、サービスを提供する、いわばいい意味で不公平なサービスに徹しているんです。
例えば大荷物を持った旅人や女の子や子連れの家族がいれば、近くまで車で送って行ったりもしますし、長旅の寂しさで人と話したそうなゲストがいれば話を聞いてあげたり、一方でカップルやファミリーできている人はその中で楽しみたいだろうからそこまで深入りはしないで、、とか一人一人が過ごしやすいような雰囲気作りをしています。
私自身みんなから「ママ」と言われていますが、「おばあちゃん」の年代に近づいてきたから、私としてはゲスト同士が喋った方が楽しいだろうと思うんですね。だからゲスト同士の紹介する、話の導入部分だけ私が入るような役割に徹することも良くあります(笑)
うちのリビングは立地が良くて、帰ってきたら必ずリビングを通るようにできているんです。なのでゲストたちが集まりやすい、交流しやすい空間にはなっています。
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「Compass」に泊まった際のオススメの過ごし方を教えてください
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日本人が泊まられる場合は1.2泊が多いんですけど、海外の人は2.3泊なのでそれにあったプランを提案します。オススメは一日乗車券を使って東の清水、西の嵐山へ行くことです。もし既にプランを組んでいて、「自転車だけを使いたい」と言った場合でも喜んでお貸しします。
ここ京都の街は碁盤の目になっていて自転車サイズなんです。嵐山へもここから自転車で30分あれば行けるのですごく便利です!いい天気であればゲストたちに自転車をオススメしています♪
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お客様が最新情報を持ってきてくれる
飲食店や雑貨屋さんなどは入れ替わりが激しいので、お客様が最新情報を教えてくれたり、インスタで調べて「今日はここに行ってみます!」と報告してくれたり。SNSに強い若者から現地のことを逆に私たちが教えられることもあるんです(笑)
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『海外のゲストには近隣のあるレストランを必ず紹介します』
ここのレストランの店員は英語は話せないんだけど、海外の人にはかなり人気なんです。その理由として「メニューはこれしかないんだよ」じゃなくて、「言えばなんでも作るよ」っていう心意気のあるレストランだからです。退店後ゲストハウスに戻ると海外のゲストさんは皆んな口を揃えて「Good!」「Amazing!」と…凄く好評なのです。
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味とサービス
上記のお店だけでなく、私たちが実際にお店に訪れていいな!と思ったとこをゲストさんにオススメしています。私たちが見るところは "味" よりも "サービス" です。味が良くてもサービスが悪ければゲストさんには紹介できません。自分の中でそう決めています(笑)
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夫婦でゲストハウスをやっていて良かったなあ、楽しかったなあと思う瞬間を教えてください
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ゲストハウスに携われている今が人生で1番楽しいです。ゲストハウスオープンするまでは主人がサラリーマンで、私が観光業界で勤めていて、接触部分が1日の中でほとんどなかったんですね。
長い付き合いだけどお互いのことを知らない部分もありました。ゲストハウスを開業して5年間は主人は働きに行っていたので、少しまだ一緒にいる時間が作れなかったんですけど、今は24時間一緒ですので、楽しく過ごしています。
また主人がサービス業初めてだったのですごく大変だったと思います。慣れるまでは私が接客をやり、主人は経理とメンテナンス全般をしてくれてました。今では自分でどんどんゲストと関わるようになり、イベントでは書道を教えたり、ギター弾いたり、広報でも動画を撮影したり、SNSを駆使したりと「Compass」の原動力になっています。
おそらくパパは今一番楽しいと思います(笑)
なので私一人じゃ出来なかったことが沢山あったなと思ったと同時に、パパがいてくれて良かったなと思っています。今まで全然違う生活を送ってきたけど、みてる方向が一緒だったんだな、良かったなあ~と思いましたね(笑)
この空間がゲストとの空間なんだけど、夫婦との空間にもなっているんです。
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悩んだクラウドファンディング
クラファン(クラウドファンディング)は私(ママ)にとってバートルが高くて、人のお金を使って人に頼ってビジネスするってどゆことだろって思っていました(笑) 一方でパパはどんどん前向きに話を進めちゃうし…(笑) どうなるかなって思ってたんだけど、若いゲストさんから「ママ、そんなこと思わなくていいよ、支援したいと思ってる人もいるんだから、したくなかったらスルーするから大丈夫だよ」と言ってもらって私の古い考え方を切り替えることができました。
▶︎▶︎インタビュー後クラファンのページみさせていただきましたが、かなりの額が集まっていてビックリしました。改めて多くのゲストさんに愛されたゲストハウスなんだと思いました。byハラちゃん
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今後ゲストハウス開業に向けて動いていく僕に一言アドバイスいただけたら嬉しいです…!
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1つ目はどういうお部屋の構成でゲストたちを迎え入れたいのかを考えることです。ゲストハウスといえば相部屋ですが、時代にあった考え方をすると個室の方が安心して利用して貰えるとは思うので、物件やお金とにらめっこしながら、そしてゲスト目線で部屋の構成を考える必要があります。
2つ目は複合的な宿泊施設も視野に入れる必要があります。私たちの知り合いがやっているのは、本屋のゲストハウスです。そこでは本を読むこともできれば、買うこともできる、そしてそこで宿泊することもできる空間です。そういう風に宿泊+αのαの部分をお客様を惹きつける魅力あるモノ、そして人を豊かにするモノであれば成功すると思います。
ハラちゃん頑張ってください!応援しています(^^)
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以上でインタビューの内容は終わりです。
野上ご夫婦、改めて貴重なお時間をありがとうございました。出会えてよかったです!
このあとも引き続きお付き合いください…✨
column
⚫︎もし僕が「Compass」に滞在するなら…
1泊2日 合計 ¥9,100
※往復の交通費は含まれていません
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11:00 ▶︎ 【Compass】で
✔︎レンタサイクルを利用する ¥500
【嵐山】へ 🚴♀️💨
12:00 ▶︎ 【嵐山よしむら】でランチ
✔︎十割蕎麦(数量限定)¥1,100
(Instagram: @shihoooooxより)
13:30 ▶︎ 【竹林の小径】を散策する
(Instagram: @mac.ma2より)
14:30 ▶︎ 【嵐山モンキーパーク】へ
✔︎大人 ¥550
(Instagram: @takashi.otani_81_monkeyより)
15:30 ▶︎ 【パンとエスプレッソと嵐山庭園】
✔︎プリン ¥550
(Instagram: @risa.y_05より)
(Instagram: @photographer_ni_naritainaより)
16:30 ▶︎【風風の湯】に浸かる
✔︎大人 ¥1,200
(Instagram: @tofuka_teasmileより)
18:00 ▶︎ 【BRIKITOTAN】で風呂上がりの🍦
✔︎芋ソフトミックス ¥700
(Instagram: @ta_ji.ro_kyotoより)
18:30 ▶︎ 【渡月橋】から夕日を眺める
(Instagram: @moritatokio9074より)
19:30 ▶︎ 【Compass】にチェックイン
✔︎1泊 ドミトリー ¥2,800(現在割引期間)
▶︎ ▶︎ ママ、パパにオススメのレストランを聞いてみる👂
20:00 ▶︎ レストランでディナー
21:00 ▶︎ ママ、パパ、ゲストたちと交流😁✌️
23:00 ▶︎ 【坪庭】の緑を眺めながら今日を振り返る👉僕は必ずその地域のポストカードを購入して、そのポストカードの裏に今日の出来事やその地に触れてみて感じたことを書いています✍️
24:30 ▶︎ 就寝
6:30 ▶︎ 起床 ▶︎▶︎朝の京都を散歩する
7:30 ▶︎ パパから朝のコーヒーをいただく☕️
8:30 ▶︎ 【Compass】をチェックアウト
9:30 ▶︎ 【murmur coffee kyoto】でモーニング
✔︎トーストセット ¥700
(Instagram: @_cc_eより)
【京都駅】へ🚶♂️💨
新たな旅路へ…🚃💨💨
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⚫︎ハラちゃんのメモ帳
野上夫妻のお話を聞いて、東南アジアで泊まったゲストハウスのことを思い出した。
僕が思う日本のゲストハウスっていうのは、従来の宿泊業界の常識を覆す
✔︎歴史的建造物の保存
✔︎安いのに清潔
✔︎旅人同士が繋がれる環境
✔︎宿泊だけに留まらない付加価値(+α)
があると勝手に認識している。東南アジアのゲストハウスはどうだろうか。ゲストハウスのイメージ通りの激安な一方で清掃が行き届いていなかったり、ただ宿泊オンリーでやっているところが多い。
負の側面ばかり触れてしまったが、東南アジアのゲストハウスの良いところは "いい意味で不平等なサービス" をしてくれるとこである。具体的に言うとゲストの人柄や今の状況に合わせて柔軟に対応してくれるところだ。一概には言えないけど。
皆さんもそうだと思うが、「今日はいっぱい話したいなー!」「今日は疲れたからゆっくりしたい、またはすぐ寝たい(笑)」とか旅の中で気分やモチベーションの上げ下げがある。それをフロントでの会話やハウス内の雰囲気で感じ取ってくれてそれに合わせて対応してくれる。時にはそっとしておいてくれたり、時にはそのまま一緒にお酒を飲みに行くこともあった。
また「リュック重くてもう肩凝っちゃって…」や「今日ここにきて2週間経ちます!慣れない土地で今すごく疲れてます。」とオーナーに今の気持ちをしゃべったりした。
チェックアウトの際にオーナーたちはそれを覚えてくれていて、「次の目的地まで送ってこっか?」と言われたことが凄く印象に残っている。流石に数人で回しているので悪いと思って言葉だけありがたく受け取らせていただいた。それでも「大丈夫だから!」と言ってトゥクトゥクやバイクで送ってくれたオーナーもいた。
そんなマニュアルに縛られずに、いい意味で不平等にサービスができるっていいなって旅の中で何度も思った。もちろんどのゲストハウスも一概には言えないが、僕自身は東南アジアのゲストハウスの雰囲気が大好きだ。
前置きがかなりかなり長くなりましたが、「Compass」は東南アジアのゲストハウスとどこか似ていると感じたのです。
というのもお二人のお話お聞きしたり、SNSを拝見させていただく中で
家、パパ、ママ、ただいまと言える空間、ゲストの方ひとりひとりに向き合ったサービス、コミュニケーション
というワードにたくさん目や耳にした。
まず率直に泊まってみたくなった。
恐らく実際に泊まってみるとどこか東南アジアのゲストハウスに泊まっているかのような心温かい気持ちになるでしょう。
しかしそんな東南アジアにきっかり似ているだけではありません。宿費がリーズナブルにも関わらず、+αとして京都の歴史を味わうことができ(大正時代からある町屋です)、そしてなりよりママから元気が貰えることもこの宿の魅力である。
またママが以前勤めていた観光業界ではお客様を平等にサービスをしなくてはいけないが、このゲストハウスでいい意味で不平等にサービスを施しているのが個人的には凄く面白い。
ママの明るさ、パパの渋さ。凄く素敵です。
皆さんも一つ屋根下で京都 × 家庭的日常 を味わってはいかがでしょうか。
…
今回はこのような素敵な話をしてくださった(パパ、ママ)野上夫妻にはとても感謝しています。そして1時間という限られた時間、ゲストハウスに招き入れていただき本当にありがとうございました!
「おじゃましました」
完
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