薬が効きすぎてしまって2度の服薬治療失敗。うつの治療の難しさを痛感。
前回の記事↓
それより前のうつ病の診断にいたった経緯↓
メンタルクリニックへ受診。
前回の通院で”デュロキセチンカプセル20mg”を服用するよう指示を受け、2週間飲み切ったが猛烈な副作用が発生し、私生活もままならない状態に。
抗うつ剤の副作用は、一般的に1週間程度耐えれば徐々に体が慣れてきて、副作用がおさまるらしいのだが、わたしの場合は2週間経っても副作用が消えず、さらに現れる可能性のある副作用がほとんど現れたことにより服用を中止した。
正直言って、あんなにつらい思いをして飲み切ったのに、体に合わないからやめましょうを言われて拍子抜けしてしまった。だったら1番つらかった2〜3日目の段階でやめておけばよかったとすら思った。
つぎに出されたお薬は”ドグマチール錠50mg”。
とにかく吐き気と倦怠感がすごいと訴えるわたしにたいして医師が処方した薬だ。将来妊娠を希望しているため、不妊へつながる薬は避けるよう予め希望を出していたにもかかわらず、この薬を処方した意図はいまだにわからない。結局この薬を2ヶ月くらい飲んだが、気分の落ち込みへのアプローチはどの程度できていたのかわからない。案の定、月経が止まってしまったので服用を中止することでこの薬も失敗に終わった。
そして”デュロキセチンカプセル20mg”を服用していたときの状態のひとつに『不眠』があった。頭が冴えてしまって何時になっても眠気がこない。日中も(吐き気と闘っているため)眠くなることもない。1日2時間程度うとうとするだけの睡眠(と言っていいのかもわからない)をするだけになっていた。その状態を伝えたところ、”ブロチゾラム錠”という睡眠導入剤を処方された。
はじめは寝る前に1錠飲んでいたが、この薬も例に漏れず効きすぎてしまい、朝起きるときに体がだるすぎて逆に動けなくなってしまった。薬との付き合い方にうんざりしつつも半錠にして飲むことで比較的ちょうどいい睡眠を取ることができた。
その後の診察時に、のどの違和感(苦しい感じ、つっかえる感じ)を訴えたら、”ツムラ半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)”という漢方薬を処方された。飲んで数日したらのどの調子はよくなった。けれど約2ヶ月経ったいまでもたまにのどの幅がきゅうっと狭くなり、急にむせるときがある。これは関係があるのだろうか。
この3種類の薬を飲む生活は2ヶ月間継続した。
倦怠感や頭痛はおさまり、食欲も出ていた。
気分の落ち込みは相変わらずで、復調しない現状そのものに焦りさらに落ち込むことが増えた。
そして2ヶ月経ち、月経異常が出たことによって服用を中止。クリニックも転院することにした。
つづき↓
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