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親は絶対知っておくべき!6歳までの子供の脳と心⑭子どもをキツく叱り過ぎた後遺症(その2)

なぜ親の言葉通りに育つのか?

子どもをキツく叱り過ぎた後遺症(その2)


「中には自分が悪いこともあったでしょう。でも、母の機嫌が悪いと、ふだんなら何も言われないことまで責め立てられたり、そんなんで生きてて恥ずかしくないの?なと、人格を否定するような言葉を投げられたり、理不尽な叱られ方をされました。子どもができて、自分はあんな風にはならないと心に決めていたんです」?実際、Nさんは娘さんが3歳頃までは理不尽に叱ることも手をあげることもなかったそうです。

自分自身が幼い頃から母親に叱られ続けてきたというNさん(31歳・3歳の女の子のママ


「でも、1年ほど前、私が仕事で嫌なことがあり帰ってきたら、夫が朝頼んでおいた洗濯物を干すのを忘れて出かけてしまっていてがっくり。そこへ娘がおもちゃが見つからないとぐずり出し、なだめても聞かず…。何かが私の中でプチンと切れて、娘を叩き、大声でののしり続けていました。あの頃の母と同じで、自分に対してぞっとしました。すぐ娘にはあやまり、それ以降は同じようなことはありませんが、何かの時にまたフラッシュバックしたらどうしようとおびえています」

自分自身が幼い頃から母親に叱られ続けてきたというNさん(31歳・3歳の女の子のママ

体験談を聞くと、

子どもを叱りすぎることには
やはり大きなリスクがあると
感じたのではないでしょうか?

でも、

「私はもうずいぶん叱りすぎてしまった」

「これからではもう遅い」

と落ち込むことはないです。

子どもは、
叱りすぎの影響も
ダイレクトに受けますが

同時に新しい接し方に
なじむのもまた早いものです。

大人のように、
ガチガチに固まった頭ではないのです。

ちょっと気をつければ、
後遺症を残さずにすみます。

よくよく考えてみれば、
よその子なら
普通に言い聞かせるのに、

我が子を叱るときは、
怒鳴っていませんか?

明らかに自分の態度が違う場合は、
感情で怒鳴っています。

まずは、親が冷静に、

ひと呼吸おいて、

あくまでも「伝える」という
スタンスで話しましょう。

潜在能力に悪い事が刷り込まれても、
それ以上に良いことが
刷り込まれれば大丈夫です。

いかに幼児期の言葉が
大事か分かっていただけたでしょうか?


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