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「IQ」「EQ」ってどういう意味?

今はやっているのかどうか知りませんが、

昔は小学校の時「IQ」のテスト

知能指数テストというのがありました。

結果は教えてくれないので、

自分のIQがいくらなのか知りません(笑)

最近は、クイズ番組などでも

「IQ130の問題」なんてやっていますよね。

そして、

最近話題の「生きる力」といわれる、

「EQ」という言葉を良く聞きます。

「IQ」「EQ」ってどういう意味でしよう?

「IQ」や「EQ」の意味や、

それが高いといったい

何ができるのかわかりますか?

「考える知性」IQ(知能指数)

IQが高いと、

考えたり、

ものごとをテキパキ処理したり、

学習したりするのが得意でということです。

思考力や処理能力、記憶力が高い。

難しい内容の話を理解する能力が高い。

そのため知識を習得しやすく、
学習能力が高くなるのです。

なので一般的に賢い子といわれます。

「感じる知性」EQ(心の知能指数)

EQが高いと、

感情のコントロール力が高い。

人間関係を円滑にできる。

挫折してもがんばり続ける力がある。

自己コントロールに長けている。

対人コミュニケーションが得意。

ものごとの捉え方も前向きで建設的。

なので一般的に対人能力が高い人です。

どちらが大事なのか?

答えはどちらも大事です。

大人になり仕事をする上では、

絶対的にEQは必要な事です。

しかし、
IQもある程度高くないと、
EQも身につくことはないでしょう。

但しEQは、大人になっても
身につけることはできます。

しかし、幼児期のIQがない人は、
非常に将来苦労することでしょう。


土台は幼少期に築かれます。

「脳」は、3歳までに約80%完成します。

「脳」が100%完成するのは、10歳くらいです。

なので、脳が完成するまでが勝負。

だいたい6歳までと思ってください。

要は小学校に入る前までです。

IQを伸ばす方法

研究結果からも
分かっていることがあります。

1.質の良い言葉かけをたくさんする。

特に3歳までの言葉かけの質と量が、
将来のIQに影響することは分かっています。

なので、否定・禁止の言葉は禁句。


2.積み木やブロックで遊ぶ

積み木やブロックは、

握れるようになったら、
指先の運動になり、
指先が器用になります。

幼少期の指先の器用さは
算数の能力と深い関係があると、
研究結果が出ています。


3.読み聞かせ

東大生の親のアンケートでは、

1歳未満から読み聞かせをしたという
親が多かったという結果もあります。

ママやパパが声を出して
読んであげることが大切です。


EQを伸ばす方法

1.夢中になることは思いっきりやらせる

経験は、ものごとをやり抜く力を伸ばします。

夢中になる経験は、
ものごとをやり抜く力を伸ばします。

但し、スマホやゲームは別です。

2.話はしっかりと受け止め聞く

自信に溢れ、協調性が高くなるためには、

愛情いっぱいに育てられた子どもです。

話をしっかりと
聞いてもらえると安心感が生まれ、

人を信頼するようになり、
人間関係が豊かになります。

3.動作を止めるゲーム

これは面白い研究結果なのですが、

4歳の時に自制心が高いと、

18歳の時には、

理性的な応答ができ、
集中力があり、計画性が高く、

その結果、

学習意欲が高く、
学習面でも優秀である。

子どもの時の遊びとしては、

「だるまさんがころんだ」

「イス取りゲーム」

こんな遊びは最高です。

室内ではトランプも良いです。

「IQ」「EQ」の大切さ

「IQ」「EQ」自動車に例えると

IQはエンジン

EQはブレーキやハンドル

直線を走るだけならば、

IQが高ければいいのかもしれません。

しかし、カーブにさしかかれば、

ブレーキやハンドルが必要です。

直進すればクラッシュしてしまいます。

IQが高く、
思考力や処理能力、記憶力が高いくても、

EQが低く
感情のコントロール力が低かったら、

対人コミュニケーションがうまくいかず、
いじめにあう可能性が高いです。

実際に、
いじめられる子どもは、

日本の場合、
特にこのパターンが多いそうです。

成績は良いが、話の合う友達がいない。

IQが20以上違うと、
話が合わないという現実があるそうです。

これは、大人でも感じる現象です。

周りにいますよね。

話をしていても、
どうも話のピントがズレて、
話がかみ合わない人って・・・。

大人の場合は、仕事と割り切れますが、
子どもの場合は、孤独になってしまうのでしょうね。

しかし、

EQが高い場合は、

自己コントロールに長けて、
対人コミュニケーションが得意なわけで、
ものごとの捉え方も前向きで建設的です。

いじめられても、

うまく交わすすべを持っているのです。

結論

EQが優れていれば、

いじめにも合わず、

大人になっても仕事が楽しくできる。

EQを幼児期に育てるのは、

愛情いっぱいに育ててあげた子どもです。

その結果、EQが高い子は、

学習意欲が高く、
学習面でも優秀になります。

しかし、そのもとになるのは、

思考力や処理能力、記憶力が高いIQが必要です。

意欲があっても、
思考力や処理能力、記憶力が無ければ、

学習面で優秀にはなれません。

私が昔、予備校生だった時、
とにかく暇さえあれば
勉強している同級生がいました。

しかし、いくら頑張っても、
成績はたいして良くありませんでした。

そして、あまり人づきあいが良くなく、
どちらかという根暗人間でした。

今考えると、

IQもEQも少し低かったのかなとも思います。

また、旭川の事件については、

いじめた子たちは、

はっきり言って、

IQもEQも低い人間です。

幼少期に親の愛情を受けていません。

親の愛情を受けていれば、

少なくとも、

EQは高くなっています。

いじめなんかする理由がありません。

まあ、親も親なんでしょうけどね。

このての事件では、
絶対に加害者側の親はでてきません。

幼児期の親子の関係は、
IQやEQという観点からみても、

大切なことがわかりますよね。


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