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今の子どもにはこういう教育も必要

今の子どもたちには、
「おつり」の概念がない

こういう時代なので、
衛生上の観点から

キャッシュレス決済が
どこでも当たり前になっています。

となると、

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「おつり」

の概念がわからない
子供たちが現れているという。

小学校の算数でよくありますよね

太郎君はコンビニで550円のお弁当を買うために1000円を支払いました。おつりはいくらでしょうか?

今の時代なので、

キャッレスで、

ペイペイっていう答えも出てきそうです🤣

また、

なぜ550円のものに
1000円支払わなければいけないのか?

なんて答えも出てきそうです。

確かに

「おつりをもらう」ということを
経験する機会が少ない。

そのため、

「おつり」という概念を
体験的に理解できない子どもがいるのも、
分からないではない。

最近の

私立中学の入試問題や
公立中高一貫校の適性検査では、

あらゆる教科で生活のなかから
出題されるケースが増えています。

おつりやクレジットカード
といった買い物にまつわる出題も
頻出しているようです。

昔のように、

机上の学力だけでなく、

体験の学力が問われるのは良いことです。

ちなみに、

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麻布中学校の理科の入試問題では、

パウンドケーキ作りに関する出題がありました。

最後にどんな問題だったのか載せておきます。

この前年には、

おいしいコーヒーの淹れ方だったので、

やはり家庭での生活状況が、
意外と試されているのかもしれませんね。


子どものころから、
親子でキッチンに立てば、

特に料理というのは段取りと過程が大切。

こんなところから、

物事の過程を考える癖
つくようになればすばらしいことです。

机の上で学ぶ力だけでなく、

日常生活のあらゆることから思考し、

課題意識を持って生きる力

学校は育てようとしている証拠です。

余談ですが、

社会に出て仕事のできる人は、

意外と料理ができる人が多い。

これはやはり、

段取りと過程が
身についているからだと思います。

何時の時代でも、

時代の変化において、

このような問題は多々あります。

電話でも、

昔は

ダイヤルを回す

番号をプッシュする

アドレスから検索

今ではスマホに
話しかけて指示する

たかが数十年の間に、
これだけ変わってきています。

これからの子どもたちに必要なことは、

机に向かう学習だけでなく、
さまざまな生活体験からの学び
を促していくことが重要です。

そのためには、

明るく楽しい家庭と、

まずは親がしっかりと学ぶことです。

2020年度 麻布中学過去問【理科】

ここの大問題の2番目です

普通の方であれば、
なかなか簡単には
解けない問題ばかりです🤣🤣🤣

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あまいお菓子(スイーツ)には、砂糖以外の材料や作り方によって、いろいろな種類があります。たとえば、バターを使ったパイやパウンドケーキ、クッキーなどです。
 みなさんは生クリームの作り方を知っていますか。もともとは、しぼりたての牛乳を放置し、表面に浮かぶ上がってきた層を生クリームとして利用していましたが、今は①別の方法を用いて、短時間で作っています。生クリームには、製品によって異なりますが20~45%の油が含まれています。生クリームをペットボトルに入れて強く振ると、さらに大量の水分が離れて固体の油が現れます。これがバターです。バターの中には約15%の水分が含まれています。牛乳の中の油やバターの中の水分は、それぞれ小さな粒になっています。

問1
生クリーム・バター・牛乳を、油の割合の多い順に並べなさい。

問2
下線部①について、生クリームを短時間で作る方法と関係のある現象として
最も適当なものを選びなさい。
ア:海水を天日にさらして塩を取り出す。
イ:コーヒーの粉に湯を注いでコーヒーを作る。
ウ:ゴマを押しつぶして油をしぼり出す。
エ:泥水を入れたバケツを振り回して泥と水を分ける。

小麦粉には主にデンプンとタンパク質が含まれています。小麦粉と水を混ぜてパイ生地を作ると、タンパク質どうしはつながってグルテンと呼ばれるやわらかく弾力のあるものに変わります。グルテンはそのまま焼くとかたくなります。このグルテンを含んだパイ生地にバターをはさむと、図1のようにパイ生地が2層になります。これを二つ折りにすると、図2のように内側の生地どうしはくっついてしまうので、パイ生地は3層になり、図3のように三つ折りにするとパイ生地は4層になります。このようにバターをはさんだパイ生地を、平らに伸ばしてから再び折りこむことを何度かくり返して、200℃~220℃の高温で素早く焼き上げると、たくさんのうすい層を持つパイができあがります。

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問3(1)
図1のパイ生地を2回三つ折りにするとパイ生地の層は何層になりますか。

(2)
図1のパイ生地を5回三つ折りにするとパイ生地の層は何層になりますか。

問4
パイ生地にバターをはさんでオーブンで熱を加えて焼くと、ふくらんでパイになります。
その理由として最も適当なものを選びなさい。
ア:バターが熱で融けてやわらかくなるから。
イ:バターの中の水分が水蒸気になるから。
ウ:パイ生地が焼けて層が多くなるから。
エ:タンパク質がつながりやすくなるから。

問5
パイを焼き上げる時には100℃ではなく、200~220℃の高温で素早く焼き上げます。
その理由として最も適当なものを選びなさい。
ア:バターが短い時間で融けて、パイ生地全体にしみこむから。
イ:バターが短い時間で燃えて、パイ生地が焼けるから。
ウ:パイ生地が短い時間で焼けて、水蒸気をとじこめるから。
エ:パイ生地が短い時間で焼けて、水蒸気が外に出やすくなるから。

小麦粉、バター、卵、砂糖を同じ重さずつ混ぜて作るケーキは、パウンドケーキと呼ばれています。パウンドケーキを作るときには、まず、砂糖を加えたバターをあわ立て器で混ぜ、②白っぽくなるまで空気を含ませます。そこに溶き卵と小麦粉を軽く混ぜ合わせて、四角い型に入れて180℃で焼いて作ります。また、③クッキーの生地は最初から、小麦粉、バター、卵、砂糖を短時間で混ぜて作ります。

問6
下線部②でバターに空気を含ませたのはなぜですか。
次の文中のa~dについて、それぞれ〔 〕内の語句から適当なものを選びなさい。
きめ細かいパウンドケーキを作るために、多くのa〔ア:大きい、イ:小さい〕空気のあわを作り、加熱された生地の中で発生したb〔ウ:二酸化炭素、エ:水蒸気〕が、そのあわのc〔オ:体積、カ:数〕を増加させて、生地をd〔キ:均一、ク:不均一〕にふくらませる。

問7
180℃より高い温度や低い温度で焼いたときには、完成したパウンドケーキの大きさはどうなりますか。次の文中のa~dについて、それぞれ〔 〕内の語句から適当なものを選びなさい。
180℃より高いと早く焼けすぎて、上部がa〔ア:かたく、イ:やわらかく〕なるので、180℃で焼いたときよりもふくらみb〔ウ:やすく、エ:にくく〕なる。180℃より低いと上部が焼けるまで時間がかかり、気体がとじこめられc〔オ:やすく、カ:にくく〕なるので、180℃より焼くよりふくらみd〔キ:やすく、ク:にくく〕なる。

問8
下線部③について、クッキーはサクサクとした食感が特徴ですが、バターが少ないとかたくなってしまいます。クッキーの生地に含まれるバターの役割として、最も適当なものを選びなさい。
ア:バターの中の水分が、タンパク質どうしをつながりやすくする。
イ:バターの中の水分が、タンパク質どうしをつながりにくくする。
ウ:バターの中の油が、タンパク質どうしをつながりやすくする。
エ:バターの中の油が、タンパク質どうしをつながりにくくする。

https://www.inter-edu.com/files/nyushi/2020/azabu/azabu-sci.pdf?1580548720

答えはこちらを参照してください


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