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親は絶対知っておくべき!6歳までの子供の脳と心⑩

なぜ親の言葉通りに育つのか?

子どもは親の言葉通りの
人間になっていく

別の理由に
『子どもはメタ認知が苦手』。

メタ認知とは、

自分が認知していることを客観的に把握し、制御すること、つまり「認知していることを認知する」ことを指します。 メタ認知の能力を高めることで、自分自身を冷静に認識できるようになります。 問題解決能力や目標達成能力を向上できる。
自分の能力を自分で把握することを「メタ認知」と言いますが、メタ認知の能力は10歳頃から発達すると言われています。


なので、、、

子どもは自分が
ワガママなのかどうかも、
自分ではわかりません。

大人であれば、
自分の性格もある程度わかり、

自分はこういう人間なんだという、
認識がある程度あります。

このメタ認知を
形成中ということなのです。

ということは、

親が「あなたは○○よ」と言えば

それがそのまま「自分」になります。

小さい子どもの会話に、

「わたしかわいいの」

「ボクは○○なんだ」
(○○はヒーロー物の主人公)

という言葉が出てきますが、
そういう風になんとなく
認知しているのです。

親の評価が、
それがそのまま子どもの
自己評価になってしまうのです。

「あなたはワガママね」

「好き嫌いが多い子ね」

日常で何気なくかけている言葉が、
積もり積もって子どもの
性格や能力を作っていきます。

特に6歳までの子どもに、
親からすれば軽い気持ちでも、
ネガティブな冗談は禁物です。

子どもは

「賢いね」と言って育てれば賢くなり、

冗談でも「バカね」と言って育てると、

本当にバカになります。

言葉の力というのは、
大人が思っている以上に
影響力が強いです。

日常的によく見かける光景で、

3歳くらいの子どもが、
公園で友達と遊んでいて、
おもちゃの取り合いをやっています。

それを見たママが、

「すぐ友達とケンカする子ね!」
「そんなんじゃみんなから嫌われるわよ」

心底言っているわけではなく、
軽い冗談で言ったとしても、

6歳以下の子どもは、
その情報を冗談だと
選別することができません。

その冗談は、
ただその子の心に

「すぐ友達とケンカする」
「嫌われる」という

刷り込みをしただけになります。
潜在意識に埋め込んだだけです。

6歳までの子ども入力された、

言葉と情報は、
まるでスマホにアプリを
インストールするように、
いとも簡単にインプットされます。

鳥のひなは、
初めて見たものを親だと思うのと一緒です。

それらの刷り込みの
言葉の後をついて
人生を歩くようになります。

小さい子どもを扱うスクール、

スイミングであれピアノであれ、

絶対的に子どもを褒めますよね。

褒めて育てる

6歳までの子育てには、
絶対的に必要なことだということです。

いかに幼児期の言葉が
大事か分かっていただけたでしょうか?


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