「勉強=つまらない」を「勉強=ゲーム」に変える
「勉強=つまらない」を「勉強=ゲーム」に変える
ゲームを毎日やり続けている子でも
勉強ができる子はいますし、
東大に行っている人もいます。
しかしながら、
ほとんどの子はゲームにのめりこみ
勉強を拒絶する子になっています。
この違いは何なんでしょうか?
さらに言えば、
問題視しているのは親サイドだけであり、
子どもサイドは問題どころか、
テンションが上がり心が満たされており、
精神的にはハッピーなのです。
昨日の話の様に、正直、幼い時から
シッカリとゲームに対して、
親が考えを持ち、子どもにも与えないのが一番なのですが、
なかなかねぇ・・・
子どもの「ゲーム=悪いもの」って本当?!
一番の原因は、ゲームについて
親子の価値観が違いすぎる点ですという話をしました。
こんな状況から、親は勉強=善、ゲーム=悪と考えてしまいます。
ゲームを毎日やり続けている子でも
勉強ができる子ってどれくらいいるのでしょうか?
いないことはないが、ほとんどはいないでしょう。
家庭で何らかの理由で、
ゲームを強制的に取り上げたとしても、
友達の家でやっていたり、
親の目を盗んでやるなど、
今度は見えないところでやっていたりします。
そうなるともはや子どもは、
親を敵視する態度に変わります。
「勉強ができる子は『勉強=ゲーム』と思っている」ということです。
ゲーム好きで知られる謎解きクリエイターの松丸亮吾
勉強をする意味が教えられてないからとはどういうことでしょうか?
子どもの脳は大人が思っているよりすごい
孫2号は現在、3歳と1ヶ月。
パパさん曰く教えてないけど、
数字が50まで数えられます。
数字のパネルを指さしながら数を読み上げることもできます。
これが、小学校の5年生だったら勉強です。
しかし、3歳の子どもにとっては、遊びです。
ここが大事な所です。
「勉強ができる子は『勉強=遊び(ゲーム)』と思っている」
ということです。頭の中でゲーム化して遊んでいるのです。
目の前のつまらなく見える勉強を、
自らゲーム化できる子と
できない子に分かれているというだけの話です。
「ゲーム=悪いもの」という先入観で思い込んでいる親は、
ちょっと考え方、見方を変えて見てください。
勉強そのものはゲームであると思ってください。
勉強がゲームとなれば、少々難問でも、勝つための努力はします。
難問をクリアしてバージョンを上げるゲームであれば、
クリアするためのテクニックを知りたくなってきませんか?
そう考えると、ゲーム好きな子どもは、勉強もできるのです。
松丸亮吾さんのいうところの
「勉強をする意味が教えられてないから」
親がこれを理解しない限り、子どもも理解しません。
ゲームを攻略するにはアイテムを手に入れないといけない
「基本問題」=「アイテム」
勉強の場合、基本問題がわかると、
その派生的問題が解けるようになります。
「応用問題」=「バージョンアップ」
基本問題、応用問題という言葉は、
勉強で使う特有の言葉です。
このような言葉の響きを多くの子どもたちは
ネガティブな言葉として嫌っています。
そもそも「勉強」という単語も嫌いです。
こういう言葉を使わなければ良いのです。
基礎問題はベーシック版、
応用問題はアップデート版かバージョンアップ版。
強くなる(テストで良い点を取る)には、
アップデートしたりバージョンアップが必要なんです。
ゲームと比較すれば、子どもは必要性がすぐに理解できます。
「解説」=「攻略法」
テストの後の答え合わせ、
解説を真剣に読む子どもは少ないです。
目に見えてすぐに結果が付いてこないからですよね。
ところが、ゲームであれば
「解説」=「攻略法」で次に同じ様な場面になったとき、
役立つわけですから、攻略法を習得しようとします。
「勉強計画」=「ゲームプラン」
ゲームを最短で攻略するためには、
ゲームプランが必要です。
特に勉強に関しては計画というのは、
嫌々やるものだから計画通りにはなりません。
ところがゲームの場合は、
攻略しようとする考えがあるので、
しっかりとしたゲームプランでも出来てしまうのです。
「解答終了」=「ゲームオーバー」
勉強の場合は、テストが終われば「終わった」の一言で、
もう一回やろうなんて思いませんが、
ゲームの場合はクリア出来なかったら、
もう一回やりたいと思いませんか?
言葉遊びのようですが、大変大切なことです。
小学校になるまでは、
幼稚園や保育園では「勉強」という言葉は使いません。
何をやっても「遊び」です。
数を数えるのも、字を読むのも遊びです
ところが、学校になったとたん
なんでも「勉強」になり
勉強という言葉が嫌いになるのも事実。
ゲームの言葉を勉強に当てはめることで、
勉強もゲームになり、
勉強に対する考え方も変わるはずです。
しかしながら、
ほとんどの子どもは勉強は勉強、
ゲームはゲームで別のものと思っています。
ところが、勉強ができる子は
『勉強=ゲーム』と思っていることを、
まずは親が理解しておくことが一番大事です。
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