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男性の育休の在り方
K_tuckさんの場合、
妻は専業主婦
両親のサポートはなし
私は社会人10年超の中堅
平日勤務で週末は休み
家に帰るのはだいたい20時くらい
家事の分担は料理と洗濯は妻、掃除は私
このような環境だったので、
個人的に不要だと思って
育休はとらなかったそうです。
特に一人目だと、
育児に毎日2人分のマンパワーは
やや余剰と感じられたそうです。
育休を取らなかった話
今日の記事は、
K_tuckさんの記事を読んで
書く気になりました。
けっしてK_tuckさんが
良い悪いを言っているわけではないので、
誤解のないように。
男性の育休制度は単なるペーパー制度
日本の育休が「制度は最高、取得は最低」なワケ
この中でも書きましたが、
世界の育休制度を比べてみると、
けっして悪くはありません。
逆に世界の中では、
休みの期間は長い方です。
実は日本の制度は世界一です。
ただ他国と大きく違うのが、
休みにくい会社の雰囲気。
会社が制度を取り入れない。
会社を休めば単純に給料が減額。
一番の問題は、
母親の育休、父親の育休という、
個別の育休ということです。
他国は、親の育休という観念です。
本当に必要な育休とは?
K_tuckさんの場合というか、
男親の本音だと思うのですが、
さほどやることが無い
特に生まれたての時は、
母親に代わって
おっぱい上げれるわけではありません。
何かあるでしょうと思うのは、
机上の空論です。
無いことはないが、
絶対にやらなければいけない事と、
限定してしまえば、
無いのが本音ではないでしょうか?
それで有れば、
ふつうに仕事に行き
給料を満額もらった方が、
家庭的には嬉しい話です。
育休の必要性
K_tuckさんの場合
育休をとらなかったことで、
奥さんとも更に良好な関係になれたし、
互いの信頼感も増しましたということで、
育休を取らずに正解だったようです。
では、
育休は本当にいらないのでしょうか?
私の勤めている会社の方を見ていると、
子どもさんを保育園に
預けているわけですが、
熱が出れば、保育園が
預かってくれないわけです。
となれば、
仕事を休む犠牲は母親です。
父親は、仕事を抜けれません。
問題点はこういうところに
あるのではと思います。
父親の育休
世の中というか、
日本人の仕事に対する考え方を、
根本的に変えないと難しいです。
K_tuckさんの思い
育休を取る立場の人の「自分が抜けた穴をリカバリー出来ないマネジメントはダメだ。」という声を目にします。
育休を取ろうとしている立場の目線からするとその通りだと思いますし、マネジメントならばそれを念頭に組織運営すべきだと私も思います。
K_tuckさんの場合
私の代わりなんて実際いくらでもいます。ただ、私は「私だから出来ること、他の人には代えられないもの」を意識して仕事に望んでいます。自分の代わりはいると思いながら仕事なんてできません。
やっぱり抜けられたら困る!と言われる状態でありたいと思っています。
K_tuckさんの考えとしては、
仕事熱心で素晴らしいと思います。
自分の代わりはいると思いながら
仕事なんてできません
といわれていますが、
まともな会社であれば、
一人抜けても、二人抜けても、
何とかなるものです。
気持ちはわかりますが、
あまり会社人間に
ならない方が良いと思います。
K_tuckさんが病気で倒れて、
長期入院しても、
会社はつぶれません。
その方がショックではないでしょうか?
また、
育休=まとめてとる休み
こんなイメージないですか?
育休の考え方
日本の育休が「制度は最高、取得は最低」なワケ
最近、やっとジェンダーの
問題が取り上げられますが、
日本という国ではつい最近の話です。
他国は、男も女もなく、
「親」というくくりなので、
ある程度は母親○○日父親○○日
育休をとった後は、
プラスアルファどちらでも
配分自由で、○○日、
という考えが多いです。
また、まとめてとらなくても、
分散してとることも可能というのも多いです。
まあ、日本の場合、
政治家が考える法律なので、
なかなか昭和の思考から
抜け出せないのでしょうが、
現実には育児が大変なのは、
小学校に上がる迄です。
現在の制度では
原則子供が1歳になるまで
育児休暇を取得することができます
これはこれでよいのですが、
せめて、
子どもが小学校になるまでは、
通常の年次休暇にプラス、
年に10日ぐらい自由に育児休暇を、
とれるようにしたり、
企業は、K_tuckさんのように、
不要だと思わせない環境を作ることが、
大切なんではないでしょうか?
また、子どもが熱を出し、
急遽休みになったときに、
気兼ねなく休める体制を作ることが、
できる環境が必要ですよね。
正直な話、年次休暇も、
かなり昔から、
取得しなさいと言われても、
いまだに、
まともに取得しない方も多いです。
できない雰囲気といったほうが良いのかも。
まとめ
育休の考え方も、
時代とともに、
時代以上に、
変化していかないといけない。
特に雇用者が
K_tuckさんのような考えを
持つ環境を作っているのであれば、
100年後も何も変わらないでしょう。
政治家の法律よりも、
雇用者がもっと柔軟な考えを持ち、
仕事の意義、休みの意義を、
労働者に対ししっかりと理解させない限り、
育休など格差ができて当然。
この結果は、
誰が被害者になるかといえば、
子どもたちなのです。
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