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”何もしない”が最高の何かにつながる

4連休が始まりましたね。GO TOキャンペーンも始まりました。
GO TOキャンペーンの概要、詳細理解できていませんが。

この映画を観たら、小手先、見切り発車するよりも、”何もしない”という選択が最高の何かにつながったのではと思いました。


「プーと大人になった僕」


20世紀初頭、少年だったクリストファー・ロビンは寄宿学校に入るため、100エーカーの森のプーや仲間たちとお別れします。
「もう僕は『何もしない』ができなくなるんだ」と少年は言いました。そして少年は寄宿学校、戦争へ行き、戦後は家族との時間も犠牲にしてひたすら働き、仕事カバンに入っているものを最優先する大人になります。

一方、プーはある日、森でひとりぼっちになってしまいます。森の友達が見つからないのです。プーは、「行ったことのないところへ進まなきゃ。いたことのある場所に戻るんじゃなくて」と穴をくぐると、そこはクリストファー・ロビンの働くロンドン。プーは、大人になったクリストファー・ロビンと再会し、「クリストファー・ロビン」と話しかけます。「なぜ僕だとわかった?何十年も経つのに」「変わってないから」プーは、本質を見ているんだろうなー。

大人のクリストファー・ロビンは、プーを急いで森へ帰そうとします。小走りで駅へ向かいます。プーは、風船売りを見て風船を欲しがります。大人のクリストファー・ロビンは「風船なんて必要ない」と言いますが、プーは「必要ないけどほしいんだ」「風船は持っているだけで幸せなんだ」と答えます。
私、ここ刺さります。大人の私は、クリストファー・ロビンと同じく「風船もってたら邪魔になるだけなのに。今、いらないでしょ。」と言葉に出して、または態度で表しています。でも、子どものの「風船ほしーい」もよくわかります。風船ってなんか嬉しいですよね。
風船に限らず、「必要ないでしょ」「それなんの役に立つの」で自分に我慢させてきたもの・ことどんなに多いだろう。役に立つかではなく、自分がやりたいかで今を生きられるようになってきたのはここ最近です。

「どこかへ行きたい時、待ってると、”どこか”が来てくれる」ともプーは言います。そうすると、クリストファー・ロビンが一緒に森へ来てくれました。そして友達もプーのところへやってきます。そして新たな探検へ出発です。

そして娘とプーたちの探検のおかげで、大人のクルストファー・ロビンは逆転の発想を得て自分自身や多くの労働者そして会社を救うのです。

大切なものを忘れさせる怪物に支配されないでね。

「見られなくて残念。でもここで君を待っていられたからよかった」
これもプーのセリフです。

蛇足ですが、「何もしない」は何もしないではないです。
「何もしない」を一生懸命やらないでね。
「何もしない」は、心のおもむくままに今を生きること。


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