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次男の入院

3才の次男は、もちろん入院。私は、病み上がりだし、1才の三男がいるので付き添えない。夫が付き添う事になった。もう、養父母関係は遠いし、助けてくれなかった。
次男の炎症が早く引いて、手術が出来るようにと、私は、次男の大好きなステーキなどを作って、真冬の道を歩いて病院まで毎日届けた。
退院してから分かったが、そのおかずを夫が毎日食べていたと聞いてガッカリした。夫が言うには、だって次男が食べなかったから、と。大好きなステーキを食べないなんて、そんなはずは無い!と思ったけど、仕方が無い。
それより、ビックリしたのは、夫は、毎晩、病院を抜け出して、飲み屋街に行ってた、と知って、もう信じられなかった💦夜中に次男に何かあったら、と、
私が怒ると、9時消灯で寝れるかっ!と言われた。

次男の手術が終わった頃、突然、養父が、出張で来たからと、病院に次男の顔を見に来た。さすがに、病み上がりの私と子供達を、早々に帰るように言った手前、責任を感じたのか?、、私が駅まで見送ると、1万円をくれた。小金持ちなのに、お財布にいつも2万円しか持たせてもらえないのを知ってたので、それが精一杯だったのでしょう。養父からお金をもらったのは初めてだった。養母は、私が小さい時から、養父が、血の繋がってる私をかわいがると、物凄く嫉妬したので、コッソリ来たようだった。
養母は、私がガンで入院しても、次男の入院中も、もちろん、来なかった。

次男が手術終わって、リハビリもして、退院してから、かかりつけの有名な名医の小児科に行った時のこと。次男の腕に障害が残るかも?と言われた話をしたら、その先生は、人間の身体は、ちゃんと使っていたら、ちゃんと動くようになるんだよ!と教えてくれた。安心して、普通に、腕を使わせていたら、手術の傷は大きいけど、すっかり、障害も無く治った、本当に良かった!