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「時間がない」という人は、なぜ時間がないのか

こんばんは。自己実現メンタルコーチのしんかいさんです。今日の東京は少し風があり、夕方には少し雨が降り、ここ数日では一番過ごしやすく感じました。皆様のお住まいのところはいかがでしたでしょうか。

さて、今日は「時間管理」について書いてみたいと思います。

この記事はこんな人に役立つかも
・やりたいことがあるのに時間がない方
・時間管理が上手く行かないという方
・時間管理をどうにかしたい方

「時間がない」という人は他人軸の人?

やりたいことが沢山あると、「時間が足りない!」と感じますよね。最近はSNSやネットニュースやユーチューブの罠にはまり、特にみたいものではないのにもかかわらず、気が付けば次から次へと見てしまい、「もうこんな時間!」と罪悪感を感じているかたもいらっしゃるのかも知れません。

ところで皆さんは、時間をどのように管理していますか?「時間管理なんて考えたことない!」という方もいらっしゃるかも知れませんね。


よく、私は「よく時間あるね~」と言われます。母、妻、看護師、個人事業主(コーチング)、娘、義理の娘、経営者の妻、地域ボランティアの代表と様々なペルソナをもっていますが、約1年前はそれに加え大学生もしておりました。

私の中で、優先順位というのがはっきりと決まっているので、時間がないと感じたことがほとんどないのです。

1日は24時間というのは誰もが変わらず与えられている時間です。その1日24時間をうまく使うしかないのです。「時間がない」と言って時間が増えるのならば、いくらでも言うのですが、残念ながらそのような魔法はないようです。

たとえば、私にとって一番大切なことは、子供のことと家庭です。そのため、そちらの時間が不足していると感じれば、それ以下の優先度の低いものの時間を削り、そちらに充てればいいのです。
何かにかける時間を1時間減らし、その分家庭のことに回すといった具合になります。

自分にとって何が大切なのかがはっきりとわかっていれば、その大切なことに費やす時間が足りないと思ったらすぐに調整をし、翌日もしくは当日から整えていけばよいのです。

誰にとっても1日は24時間です。いのちというのは自分が使える時間。日野原重明先生が教えてくださったことですね。

その1日24時間、そして大切ないのちをどのように使いたいのか、自分にとっては、何が大切で優先したいのかがわかっていると「時間がない」という風にならないような気がします。

通信大学で知り合った同じ歳の友人は、小学生から大学生までのお子さんが5人いて、助産師さんの仕事をしています。
「家は散らかり放題(笑)」とおっしゃっていました。けど、彼女から「時間がない」という言葉を聞いたことがありませんでした。
どうやったらうまく時間を作れるかを、彼女の中や家族間での優先順位をつけ、様々なことをやっていたように感じました。

家が散らかっていることよりも、やりたいことをやり、いつもハツラツ笑顔でご機嫌でいることを彼女は大切にしていたように感じます。

「時間がない」と言っている人を観察すると、やりたいこと、大切なことをせずに、結局だらだらと目的なしになんとなくSNSをみたりしている方が多いと感じるからです。決してそれが悪いわけではないのですが、そのあとに罪悪感を感じていらっしゃる方が多いこと。

自分主体に時間を管理しているのではなく、SNSであったりユーチューブであったりに振りまわされている。

要するに、自分軸ではない、誰かや何かに自分の人生の舵を握らせてしまって振り回されている生き方になっているのではないでしょうか。

私のまわりにいる大切なことを大切にし、自分主体に生きている人は、「時間がない」という言葉を発していないのですよね。「大切なことをやる時間」はちゃんと優先して確保しているからですね。

時間は限りがあるということを知っていて、どう使おうかと真剣に考え、自分で管理して使っているので「時間がない」という言葉が出てこないように思います。結局のところ、全てのことを「自責の立場」で考えられる人間なのだと思います。

※自責の立場というのは、「自分を責める人」という意味ではありません。いいことも悪いことも自分の行いで作られていると思っている人です。人のせいにせずに、自分の人生に起こることは全て自分が作りだしていると思い、そのため自分の人生は自分次第で良くも悪くも作っていくことができると考えている人のことです。

時間がないと言う人は1度棚卸してみよう

時間がない人は24時間を何に1番時間を使っているのか、そしてそれは自分の優先したいことと一致してるのかを確認してみるといいかもしれません。

時間がないと感じる人は、もしかすると自分にとって大切なことに時間を使えていないのではないのかもしれません。

1日に何時間もテレビやユーチューブを見る人は、それが優先度が高いということを認めてみるのもいいと思います。そういったことが自分にとって大切なものであるということを一度認めてみるのもいいと思います。

そして、その時間がなぜ大切なのかを考えてみるといいですね。もし、SNSやユーチューブをだらだら見ることを止めた場合、その時間が空いてしまったら、もしかしたら本当にやりたいことをやるために、「面倒くさいこと」に取り掛からないといけない時間が出来てしまうかもしれない。

また、向き合いたくない避けてきたことと向き合う時間ができてしまうかもしれない。そういった自分のビリーフが隠れているのかもしれません。
アドラー心理学の目的論ですね。

やりたいことをやるにしたって面倒くさいことは必ずある

「やりたいことがあるのになかなか出来ない」というのは、様々な自分を制限するビリーフがあると思いますが、それ以外にも足止めをする理由があります。

それは、結構やりたいことの中にも細分化すると面倒くさいことって沢山あるんですよね。私自身も、個人事業でコーチングを提供していますが、苦手なPCもSNSも集客をするためには避けては通れないものとなっています。平気で出来る人もいると思いますが、私は強度な近眼も老眼もあったり、もともとPCが苦手であり覚えることも難しいというのがあり正直いうと面倒くさいと思うこと多いんですよね(笑)

しかし、その先に得たい未来があるので、「目的」を果たすための「手段」としてやる必要があるということです。せっかくの夢を面倒くさいという理由で投げ出したり、諦めたりしないように、目的と手段を分けて考える必要があるのです。これをごっちゃにしている人は多く感じます。

誰か親切な方が面倒なことを全て自分の思う通りにやってくれて出来上がったものを「はいどうぞ」ってくれるわけではないのです。

しかし、完成したものを「はいどうぞ」ってくれるのを夢見ている人も少なくないなと思います。けど、そんな話なかなかないでしょうし、なかなか図々しいですよね(笑)。

そして、そのような思考の持ち主は、いざ自分ではじめてみても、すぐに頓挫してしまいます。

なぜなら、目的を叶えるための手段の中には、面倒くさいことってどうしたってあるからです。

しかし、その先に必ず喜びがあるとわかっていたり、本当の理想の未来(それをやる真の目的 〈BigWhy〉)を描けていれば、その壁も乗り越えていけるのです。

私が今までの人生経験で思うのは、「直感で嫌」と感じたことをやっても、その先にあまりいいこと(いい結果)がないのですが、「面倒くさい」のその先には、いいことがあるんですよね。

そのため、私は「面倒くさい」がでてきたら、「やれってことだな」って直ぐに置き換えています。
そして、その面倒くさいことを乗り越えるとやっぱり素敵なギフトがまっているのです。

皆さんの「面倒くさい」ことの先にも、きっと素敵なギフトがあると思いますよ。是非、先延ばし癖をやめて、面倒くさいを乗りえて、素敵なギフトを受け取ってくださいね!



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自己実現メンタルコーチ
認定心理士
共感型コーチング認定プロフェッショナルコーチ
しんかいさんこと新海智子

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